内容説明
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町田康さん推薦!
「猫を飼っている人は この本を読んでください。お願いします。」
寿命が延び、高齢化が進む猫。医療行為をやり尽くした後、飼い主がしてあげられることとは?
まんがとイラストで、猫と飼い主に寄り添いながら、分かりやすく紹介します。飼育本や専門誌でも避けがちなテーマだからこそ、知っておくべき知識やアイデアが満載です。
【まんが】ななおん/【イラスト】小野崎理香/【構成】粟田佳織
【全体監修】古山範子
養生法のセミナーなどで活躍するドクター。本書では、手作り食とホリスティックを土台にしたケアの指導も。
【医療指導】西村知美
「アール動物病院」院長。臨床現場で活躍するドクターならではの豊富な知識・情報を元に、まんが内の病状・治療について指導。
【ケア指導】武原淑子
東京都動物愛護推進員。豊富な経験・知識を持つ、保護猫活動のスーパーボランティア。薬の飲ませ方や注射・点滴の方法をはじめ、飼い主にとって本当に知りたいことをコラムで公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん
67
【図書館】初めて猫を飼われて、その子が10歳を過ぎたら是非とも手にしてください❢ 病気になった時、どこまで治療をするか、その後の葬儀の準備などが書かれています。そんな事を考えるのは悲しいから〜ではなく、命を預かっている者の責任として、きちんと考えて欲しいです。うちは、病院は大嫌いなので、連れて行って無駄な体力を使わせるのは可哀想だし、もう歳も歳なので(6月で20歳)その時は見守るだけにしようと家族で話しがついてます。そろそろ、葬儀の事も話し合わないとですね。2021/02/06
Sakie
21
書店でなにげなく手に取った本。帯に町田康さんの「お願い」が書かれているのに気づき、読まなければと思った。このところ悶々と考えていたけれど、猫を看取る覚悟なんていつまで経ってもできるわけがない。でも、どんな状況が起きうるか、どんな選択肢があるか、補助アイテムや緩和ケアのことも先に知ることはできる。これが後日の私を助けてくれるようにと願う。私が怖いのは、猫が旅立つことではない。自分がなにかしら間違えて、猫を苦しめる事態に陥るのが怖いのだと気付いた。頭の中だけで考えたことよりも愛猫から感じることを優先すること。2021/03/22
Ryo
17
とりあえず情報収集をと思って購入。モデルのにゃんちゃんと14歳で同い年、一人暮らしも同じだけど有給まとめて20日は取れない。。。と思いながら読む。手作りフードの作り方や部屋の整理、エンゼルケア、必ずしも最後の瞬間に一緒にいてあげるだけが正解ではないという一言が心強い。猫ボランティアのダリアさんというとても心強い味方がいてくれることが羨ましいけど、ほんとに『初めての』飼い主にそっと寄り添ってくれるような本だとおもった。治療費や火葬費等はピンキリだろうから触れてなかったのだろうけど大体の幅位は欲しかったかも。2019/08/13
S.Mori
14
猫を飼っているわけではありませんが、なんとなく良さそうだと思い、図書館で借りてみました。結果は大当たりです。猫の看取りの仕方が丁寧に書いてあり、非常にためになります。まず何よりも生き物の命を大事にすると言う姿勢が素晴らしいです。漫画の部分が多いので、物語として親しみやすい気がしました。現在は猫の看取りの方法も進化していて、自宅で点滴が可能なことに感心。猫を看取るために会社を20日休んだ主人公と、それを認めてくれた会社が素晴らしいです。老い猫が天国へ旅立つ場面ではやはり泣きました。2019/10/23
まつり
13
松居直美さんの紹介本。うちにも腎臓病の14歳の猫がいます。2年前に診断されてから、闘病ブログを読み漁り、サプリにフード、病院も変えました。猫は体調の波はあるもののまだ元気です。なのに、私がすでにへとへと?最近体調最悪です。この本は最愛の家族である猫がどうしたって自分より先に旅立ってしまうという現実を、かわいい漫画と実用コラムで支える優しいガイドブックです。すぐ読めてしまうし、情報はまたすぐ古くなるでしょう。でも、目の前の猫と自分と家族と猫友と獣医さんを信じて、へこたれながらも、やり抜こうと思いました。2022/08/30