内容説明
花に逢う悦び人に逢う悦び―。古都大宰府への想いを旅で出合った不思議を時空を超えて鮮やかに細やかに綴る詩人の感性。幼き日の思い出、大切な人たちの別れ―。人の世の美しさと儚さをすべての命への愛おしさを芳潤な言葉で伝える珠玉のエッセイ集。
目次
1 梅が香に(鬼すべ;梅が香に;椿の寺;弥生の宴;花と散りにし;観世音寺;楝の花は;光明寺;白藤―清水の井;千燈明 ほか)
2 風のいろ(風のいろ;花神;菜の花の詩;讃岐の浦島太郎;たんぽぽ;子安の木 子安の石;桃太郎と鬼;讃岐の桃太郎;うみてらし;野の老ほか)
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- 和書
- 彼女たちがやったこと