内容説明
天才の謎、創造の秘密に迫る芸術批評の視座。時空を超えて、モーツァルトが問いかけてくるもの…。
目次
オペラについて―『フィガロの結婚』
神童と天才―交響曲の謎
危機と他者意識―『ハイドン四重奏曲』
ピアノ協奏曲の世界
ミサ曲を聴く
豊穣な人間ドラマ―『イドメネオ』など
エロスの諸相―『ドン・ジョヴァンニ』
裏がえしのマニエリスム―『コジ・ファン・トゥッテ』
死の予感の影に―『魔笛』
カール・バルトのこと
一七九一年
十八世紀、そして後世
著者等紹介
遠山一行[トオヤマカズユキ]
1922年生。芸術評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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