内容説明
花見の季節の桜鯛、山笠が過ぎれば夏野菜のあちゃら漬け、秋の錆鮎、そしてアゴだし雑煮、ふぐの味…。季節の行事にまつわる料理は、旬の食材を一番おいしく食べる先人の知恵。身近な食材のおいしくて粋な食べ方を、四季の俳句とともに味わってみませんか。博多を彩る旬の食材あれこれ。
目次
正月(新しい年、受け継ぐ味―正月料理;新年を祝って―正月料理 ほか)
春(季節の移ろい―和布・枸杞・鴬餅;春を告げる味―カナギ・細魚・分葱 ほか)
夏(過ぎし春、来る初夏―菓子・梅・鯵;さわやかな夏に向けて―茶・アスパラガス ほか)
秋(色づく山の幸―柿・栗・銀杏;秋を食す―胡桃・銀杏・さつま芋 ほか)
冬(ふれ太鼓の響くころに―ふぐ・鯖・鰯;寒い夜に囲む鍋―水炊き・各国の鍋料理 ほか)
著者等紹介
戸谷満智子[トタニマチコ]
大正15年生まれ。昭和18年、中華民国山東省済南日本高女を卒業し、華北広播協会済南広播電台に入社。アナウンサーとして2年勤めるが、終戦により接収を受け退職。同22年、NHK小倉放送局に勤務。同30年、同社を退職して料理教室を開設。同34年、KBC、NHKテレビ料理番組担当。同40年、戸谷料理学院設立。同54年、厚生大臣指定の戸谷調理師学校を設立。平成11年、戸谷調理師専修学校に改称。同13年、学校法人椿原学園戸谷調理師専修学校校長。同16年、学校法人椿原学園戸谷調理師専修学校理事長に就任し、現在に至る。また、全九州料理学校協会会長、全国料理学校協会副会長、全国料理技術検定協会特別師範、日本ユニセフ協会九州本部理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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