内容説明
景行天皇は、なぜ筑前地域に足を踏み入れなかったのか―。大和王朝の創始者・崇神天皇の出自、神功皇后の外交方針が導いた結末、筑紫君磐井が蜂起した本当の理由…。景行西征を辿る中で見えてきた謎を起点に、古代日本の黎明期を総覧する。
目次
第1部 景行天皇と巡る西海道歴史紀行―わが国の起源を求めて九州を歩こう(わが国の黎明と謎の四世紀;西海道歴史紀行への旅立ち;周防灘を囲む国々;豊後水道に向かう国々 ほか)
第2部 大和王権に先行する筑紫王権―その曙光から終焉まで(倭国のあけぼの(紀元前五世紀終盤‐一世紀頃)
倭国及び邪馬台国の時代(二世紀初頭‐三世紀中頃)
大倭国の時代(三世紀後半‐四世紀頃)
筑紫王朝の時代(四世紀後半‐七世紀頃) ほか)
著者等紹介
榊原英夫[サカキバラヒデオ]
昭和18(1943)年生まれ。大分県出身。九州大学文学部史学科卒業。福岡県職員として環境保全施設計画室長、地域政策課長、国際交流課長、企画振興部次長、秘書室長(理事)、教育次長、(財)福岡県国際交流センター専務理事などを歴任し、平成18(2006)年離職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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