内容説明
保育者はびくびくしないで、にっこりと自分の前にいる幼児を、1人の人間として見つめること。自分はここにいるぞと、自分の全生命をもって彼らを引き受けること…。保育に取り組み50年、茶道を子どもたちと共に学ぶ著者が「親と子」「保育」を綴る。
目次
保育考(男の園長は主夫;顔;親心を問う ほか)
伝統文化の存続を願って(幼い子にお点前を;礼を以て本と為す;園児と稽古を楽しむ ほか)
信じる心(回想―木の匂いのした講堂;少年の心;小学生とのふれあいから ほか)
著者等紹介
高橋弘依[タカハシヒロエ]
1928(昭和3)年、福岡県に生まれる。大谷大学卒業。広琳寺第24世住職となる。1952年、保育園を設立、園長となり現在にいたる
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