内容説明
「不公平をなくすのは、あなただ!」相次ぐテロ、中村哲医師の死、ウイルスの感染拡大…。絶望や困難の中にあっても、手を携えて「みんなで生きる」世界を目指す。日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)会長がつづる希望のエッセイ。
目次
派遣―私たちも共に
平和を築こう
贈り物
祈りは力
生かされている者の責任、共に生きる責任
格差から考えること
エンパワーメントということ
あれかこれか
クリスマスおめでとうございます
私たちの存在の意味に繰り返し立ち返ろう〔ほか〕
著者等紹介
畑野研太郎[ハタノケンタロウ]
専門分野はハンセン病、ハンセン病外科。1977年、長崎大学医学部卒業。1977年、淀川キリスト教病院研修医勤務。1979年、同病院外科勤務。1984年、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)勤務。同年3月末~8月、一般外科医としてバングラデシュに短期医療協力。1985年~1994年、JOCSよりハンセン病コントロールの医師としてバングラデシュ・チャンドラゴーナに派遣。1994年12月、国立療養所邑久光明園に勤務。1995年、JOCS常任理事。2000年5月~2001年5月、国際協力機関(JICA)より長旗専門家としてミャンマーに派遣。2004年~2014年、JOCS常務理事。2006年~2009年、世界保健機関(WHO)ハンセン病コントロールtechnical advisory groupメンバーとしてWHOの諮問委員会に参加。2014年、国立療養所邑久光明園を定年退職、名誉園長。2015年~JOCS会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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