内容説明
(主人公の)クリスチャンが十字架の前にたどり着いたその瞬間に、いままでずっと背負ってきた重荷が背中からすべり落ち、墓穴に転がり込んで見えなくなってしまった。聖書に次ぎ世界で最も多く読まれている旅物語。
著者等紹介
バニヤン,ジョン[バニヤン,ジョン] [Bunyan,John]
1628‐1688年。イギリス中部ベッドフォードシャー州エルストウという小さな村に生まれた。17歳のときに召集を受けて議会軍に参加、帰ってきてから結婚した。最初の妻が4人の子を残して死に、1659年ごろエリザベスと再婚したが、翌年の1660年、無許可で説教したという理由で逮捕され、ベッドフォードの監獄に入れられた。1672年の大法令が出るまでの12年間を牢獄で過ごすことになる。その間、獄中で書いた代表作が『溢れる恩寵』(1666年)である
ゴドルフィン,メアリー[ゴドルフィン,メアリー] [Godolphin,Mary]
ルーシー・エイキン。1781‐1864年。学者一家に生まれ育ったイギリス女性。専門の伝記物や翻訳など以外の分野でのペンネーム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mariya926
108
ものすごくためになる本でした。イギリスでは聖書の次に大切な本であると言われているみたいですが納得です。子どもの頃に一度読んで、また読みたいと思っていたらプレゼントされましたが、第2部まで読めてすごく嬉しかったです。読みやすいので他の人にもプレゼントしたい本です。まさか監獄の中で書かれた本とは思えません。信仰生活する中で色々な事がありますが、それを分かりやすく物語風で説明してくれます。ただ父が言っていたように、伝道者の生活がなかったのは残念でした(妻に手紙を書いて天国に来て欲しいという内容はありましたが)。2022/02/22
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