感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
62
有限である人と無限である神との関係性をキリストを介して論じていました。神は唯一であり、キリストは人として介在しているということは、仲保者がいかに必要かということに繋がると感じました。仲保性からキリスト論と聖霊論の成立、更には三位一体論にまで展開されるのでしょう。科学的思想が古代神学思想。聖書に啓示されている神の存在があるからこそ人は神を知り、和解することができたことが分かります。キリストの仲保を手がかりに三位一体の神を捉えており、キリスト教神学の核心をついていると思います。 2016/03/17