マネジャーの実像―「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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マネジャーの実像―「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822248369
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

内容説明

私たちは、偉大なリーダーの派手な成功(と失敗)のことは知っているが、ごく普通のマネジャーの日常については何も知らない。好ましいマネジャーとは、カリスマリーダーでも戦略家でもなく、次々に降りかかる「いまいましい問題」とエンドレスに付き合えるタフな実務家にほかならない―。透徹した観察眼で、マネジャーの実態とあるべき姿を描いた出色の「マネジメント論」。

目次

1 マネジメントがいちばん大事
2 マネジメントのダイナミクス
3 マネジメントのモデル
4 マネジメントの知られざる多様性
5 マネジメントのジレンマ
6 有効なマネジメント
付録 マネジメントの八日間

著者等紹介

ミンツバーグ,ヘンリー[ミンツバーグ,ヘンリー][Mintzberg,Henry]
カナダ・マギル大学教授。研究分野は、マネジメントのあり方と組織形態、戦略策定プロセスといったマネジメント全般と組織論。MIT(マサチューセッツ工科大学)スローン経営大学院で博士号を取得後、マギル大学で機械工学の学位を取得。2000年に米国経営学会から優秀研究者に選ばれるなど最も影響力のある経営学者の一人

池村千秋[イケムラチアキ]
翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

25
表紙の顔、こっわ〜😣 マネジャーの一般的な顔をイメージした写真なのか、ヘンリー・ミンツバーグご本人の写真なのか… ヘンリー・ミンツバーグは、カナダのマギル大学の教授で、著名な経営学者です。 中に書かれていたマネジメントの三角形(アート、クラフト、サイエンスの3要素を頂点としたもの)が、印象に残りました。 また、この本でも取り上げられていた日本人の野中郁次郎、伊丹敬之、三品和広が登場したのは、びっくりというかなるほどでした。 10年前(出版された頃)に読んでおけばよかったと、今更ながら後悔しています。😅2020/07/17

壱萬弐仟縁

19
2009年初出。重要箇所は明朝太字。表紙見返し(299頁も)によると、マネジメントとは、一本のロープの上を歩くだけの一次元の綱渡りではない。さまざまな場所に張り渡してある何本ものロープの上を歩く多次元の綱渡り。 ネットワークの中で落っこちないようなバランス感覚が大事なのだろう。マネージャーはリーダーでもあり、リーダーはマネージャーでもあるべき(13頁)。両者はコミュニティーシップ(14頁)。このことばは初めて聞いた。   2014/08/28

手押し戦車

17
上司は部下のミスをチェックするのが仕事ではなく部下が抱える問題に答えを示せるから上司として認められる。すぐに答えを教えるのではなく部下に考えさせ今のままだと、成果が出ない事を気がつかせ、新しいやり方に挑戦させ自分で殻を破り成長させていく。ミスを指摘してると部下がミスを犯さない事を第一に考え仕事してしまい挑戦意識がなくなる。部下に挑戦しがいのある目標を持たせ、成果を実感させる。一番実感のある報酬は権限移譲。権限を与える事で責任と自信を持たせ能力を最大限に引き出させプロフェッショナルとして成長させること。2015/01/16

beautiful sky

11
ガッツリ重い。タイトル通り、マネージャーの仕事って現実にはどういうものなのかという事が様々記されてる。でも、マネジメントの仕事が多種多様で非サイエンスで一刀両断に行かないという事は聞いていて安心する一方で(自分が抱えているマネジメントしなきゃいけないフィールドがカオスだから)このままではいかんでしょという思いも変わらず、「いろいろあるのよねー。」と言ったおざなりな感想以外あまり残らず・・・。読みが浅いのだろうな。また読みます。2015/06/14

中島直人

10
マネジャーに必要な要素、秘訣のようなもののヒントでもと期待して読むが期待は外れた。が、マネジャーの仕事の多様性を認識することが出来た。また、マネジャーは、部下をコントロールすることよりもむしろ、バックアップすることを、組織階層を意識せず縦横にコミュニケーションをとるべき、という2点が、すんなり腹に落ちた。自信を持って仕事していきたい。あと、やっぱり楽しく仕事しないといけないなと再確認。2015/04/05

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