内容説明
キリスト教史を読み解くための適切な参考書。教父時代、中世、宗教改革、近・現代の、それぞれの時代の概要を提示し、主要な人物とその思想などをまとめている。特に各章に付されている「事例研究」は各時代を特徴づけると共に、さらなる特殊研究への入門とも招きともなっている。
目次
序章(「神学」の概念―手短な序;神学の構造 ほか)
第1章 教父時代―一〇〇‐四五一年頃(教父時代の概要;用語の解説 ほか)
第2章 中世とルネサンス―五〇〇‐一五〇〇年頃(中世の誕生;修道制の起源 ほか)
第3章 宗教改革とそれ以後の時代―一五〇〇‐一七五〇年頃(用語解説;主要な神学者 ほか)
第4章 近・現代―一七五〇年頃‐現在(ヨーロッパにおける宗教への無関心の始まり;北アメリカのキリスト教―大覚醒とアメリカ革命 ほか)
著者等紹介
マクグラス,アリスター・E.[マクグラス,アリスターE.][McGrath,Alister E.]
1953年、北アイルランドのベルファーストに生まれる。オックスフォード大学で生物学を学ぶ。若くしてマルクス主義に傾倒するが、在学中にマイケル・グリーンの影響でキリスト教を再発見する。1976年、分子生物学で博士号を取得。また同大学から神学博士号を受ける。オックスフォード大学ウィクリフ・ホール前学長。現在、同大学神学部歴史神学教授(ハリス・マンチェスター・カレッジ)
神代真砂実[コウジロマサミ]
1962年生まれ。1984年、国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。1987年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。1991‐93年、米国プリンストン神学校に留学(Th.M)。1993‐97年、英国スコットランド、アバディーン大学に留学(Ph.D.)。1998年より東京神学大学で組織神学を教える。現在、東京神学大学教授
関川泰寛[セキカワヤスヒロ]
1954年生まれ。1977年、慶應義塾大学経済学部卒業。1977‐1980年、英国スコットランド、エディンバラ大学留学(BD)。1983年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。東北学院大学助教授を経て、1996年より東京神学大学で歴史神学を教える。現在、東京神学大学教授。十貫坂教会牧師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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