キリスト教思想史入門―歴史神学概説

キリスト教思想史入門―歴史神学概説

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  • サイズ A5判/ページ数 451,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873955148
  • NDC分類 191.02
  • Cコード C3016

内容説明

キリスト教史を読み解くための適切な参考書。教父時代、中世、宗教改革、近・現代の、それぞれの時代の概要を提示し、主要な人物とその思想などをまとめている。特に各章に付されている「事例研究」は各時代を特徴づけると共に、さらなる特殊研究への入門とも招きともなっている。

目次

序章(「神学」の概念―手短な序;神学の構造 ほか)
第1章 教父時代―一〇〇‐四五一年頃(教父時代の概要;用語の解説 ほか)
第2章 中世とルネサンス―五〇〇‐一五〇〇年頃(中世の誕生;修道制の起源 ほか)
第3章 宗教改革とそれ以後の時代―一五〇〇‐一七五〇年頃(用語解説;主要な神学者 ほか)
第4章 近・現代―一七五〇年頃‐現在(ヨーロッパにおける宗教への無関心の始まり;北アメリカのキリスト教―大覚醒とアメリカ革命 ほか)

著者等紹介

マクグラス,アリスター・E.[マクグラス,アリスターE.][McGrath,Alister E.]
1953年、北アイルランドのベルファーストに生まれる。オックスフォード大学で生物学を学ぶ。若くしてマルクス主義に傾倒するが、在学中にマイケル・グリーンの影響でキリスト教を再発見する。1976年、分子生物学で博士号を取得。また同大学から神学博士号を受ける。オックスフォード大学ウィクリフ・ホール前学長。現在、同大学神学部歴史神学教授(ハリス・マンチェスター・カレッジ)

神代真砂実[コウジロマサミ]
1962年生まれ。1984年、国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。1987年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。1991‐93年、米国プリンストン神学校に留学(Th.M)。1993‐97年、英国スコットランド、アバディーン大学に留学(Ph.D.)。1998年より東京神学大学で組織神学を教える。現在、東京神学大学教授

関川泰寛[セキカワヤスヒロ]
1954年生まれ。1977年、慶應義塾大学経済学部卒業。1977‐1980年、英国スコットランド、エディンバラ大学留学(BD)。1983年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。東北学院大学助教授を経て、1996年より東京神学大学で歴史神学を教える。現在、東京神学大学教授。十貫坂教会牧師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

3
他の人文系の、入門書かつ教科書見習ってほしい。ページ数多いが、明確にキリスト教の思想史まとめており、自己の関心に則して、発展的に読書できるようになってる。新書レベルに中身を感じず、入門書こそ分厚いものを読もうと思って買ったが正解だった。2014/10/22

amanon

1
現在キリスト教神学を担っていると言っても過言ではない著者によるキリスト教思想史の概説書。さすがに手堅くそつなくまとめられているが、その分どこか食い足りないという印象を受けるのも確か。良くも悪くも教科書的というか。確かにわかりやすくかつ読みやすいのはいいのだけれど、その反面ティリッヒの『キリスト教思想史』のような独自の思想を交えたキリスト教思想史のほうにどうしても魅力を感じてしまう。後、誤植が目に付いたのが気になった。2008/06/12

ぎゃっつ

0
教父時代から現代まで、キリスト教思想史をまとめて勉強できる。全体的な流れを捉える上でかなり役立つと思われる。キリスト教思想史を学ぶ上での道しるべとなるだろう。2011/05/03

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