出版社内容情報
生命の特質,生命の起源と進化,人間による生命の改変の見通しについて,分子生物学の見方でいまどんなことがいえるかをわかりやすく解説する.豊富なイラストを眺めながら現代の生物学を楽しく概観できる好著.
内容説明
生命とはなんだろうか?生命はどのようにして生まれたのだろうか?そして、生命は今後どうなってゆくのだろうか?誰でもが一度は考えたことのあるこの疑問に、新しい生物学の知識を説明しながらわかりやすく答えます。現代を生きるための常識となった分子生物学、しかし学校では習わなかった人、苦手だった人、忘れてしまった人、これから学ぼうという人に絶好の、イラスト豊富な楽しい書物です。
目次
第1部 生命とはなんだろうか(生命の起源についての古い学説;微生物の不思議な世界;細胞はどのように機能しているのだろうか)
第2部 生命はどこからきたのだろうか(生命の起源への新しいアプローチ;細胞の原型;生き物の出現)
第3部 生命はどこへゆくのだろうか(生物学の革命―希望かあるいは脅威か;生物学の革命の道具;生物産業;ヒトをエンジニアするヒト)