内容説明
今日の浄土宗や真宗の信徒達の中には宗祖の法然や親鸞の真意を間違って受け取っている一面がなきにしもあらずではないか。本書は、このことを明らかにしてみたいという思いがあって書かれたものである。
目次
救いの福音を網羅
念仏の法門(表念仏;裏念仏;真念仏;称名の功徳;観自在菩薩愛の奇蹟;三真光徳大念仏)
復活への道
罪意識についての誤解
観の機根・伝灯と修練
著者等紹介
日向美則[ヒュウガヨシノリ]
1922年京都に生まれる。京都北山修道院院主。1966年以来、聖霊体験に基づく著書多数。1974年に超宗派的立場の京都北山修道院を大原百井に創立。専ら瞑想と執筆、伝道の生活を送る。京都北山修道院は仏教とキリスト教を融和しイエス・キリスト、釈尊の原点の精神に帰ろうとする聖霊の同志によって設立された。1991年、釈迦、弥陀、弥勒、三尊一体の御供養塔を建立。終末(末法)の世界に救世の光が塔より放たれている。一方、修道院山林内に、聖霊の同志による魂のふる里、北山修道院村が建設されている。1999年、伝道士養成講座を開く。同講座は京都国際瞑想文化研究所の活動の一環であるが、更に近い将来、仏基の融和と生命の尊重、哲学を主軸とした学院の開設を予定している
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