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内容説明
鬼平こと長谷川平蔵ゆかりの江戸情緒の残る町並みを訪ね、鬼平の愛した「食と酒」を味わう。鬼平好みの料理のレシピと味処・隠れた名店も満載。併せて「犯科帳」に登場する愛すべき盗賊たちのプロフィルや、鬼平の「七不思議」にも迫る。「鬼平ワールド」の決定版。
目次
鬼平をめぐる江戸の四季
犯科帳を歩く
「鬼平」は実在の人である―平蔵家・久栄家・長谷川本家系図
盗賊人相書
鬼平の愛した食と酒
鬼平の七不思議
鬼平好みの味処
著者等紹介
西尾忠久[ニシオタダヒサ]
1930年、鳥取県生まれ。関西大学経済学部卒業。三洋電機宣伝部、日本デザインセンターを経て’64年、アド・エンジニアーズ・オブ・トーキョーを設立。コピーライター、朝日カルチャーセンターの「鬼平犯科帳」講座講師。鬼平研究の第一人者。海外ミステリーにも造詣が深い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おとん707
13
以前に池波正太郎本人編の「鬼平犯科帳の世界」を読んだがガイドブックとしては”①物語の現場を示す古地図はあるものの極めて簡素で現在との対比もなく物足りない。②登場するお店のゆかりの店が現存するのかしないのかも知りたかった。”という点で物足りなかった。本書は作者死後に鬼平研究者によって著されたものだが豊富な写真、地図と具体的な記述でこの2点の不満を解消してくれた。「鬼平犯科帳の世界」、人文社の「切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩」と本書の3点セットは鬼平の足跡を訪ねるのに強力な助っ人になること間違いない。2023/05/25
kishikan
0
鬼平ファンであれば、池波章太郎の本編にとどまらず、是非手元におかねばならない。手元においたならば、現地を訪ねてみねばならぬ。そして、歩いたならば、是非鬼平の食べたらしい料理を食してみねばならぬ。ただ、極めて残念なのは、東京近郊に住んでいないと出費と時間を極めて必要とすること。それが唯一の欠点!
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