内容説明
男性はあごひげをたくわえなければならない。女性はケープを着用しなければならない。自動車やトラックの使用は許されない。電話、電化製品、テレビは許されない。この世的な工場やレストランでの労働は許されない。迫害と弾圧を逃れヨーロッパから自由の新天地北アメリカに安住の地を求めたアーミシュ、ハッタライト、メノニータスの人々。今日でもなお伝統的生活様式を守り通し、排他的で自給自足の宗教共同体に生きる彼らの歴史・信仰・生活の記録。
目次
序章(はじめに;セクト ほか)
第1章 アーミシュ(アーミシュ略史;宗教的理念と実践 ほか)
第2章 ハッタライト(ハッタライト略史;ハッタライト・コロニーの生活 ほか)
第3章 メノニータス(メノナイト略史;宗教的理念と実践 ほか)
著者等紹介
坂井信生[サカイノブオ]
1935年下関市生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻、宗教社会学。文学博士。九州大学名誉教授、活水女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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