ヨーロッパ中世古文書学

個数:
  • ポイントキャンペーン

ヨーロッパ中世古文書学

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 20時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 755p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784873786131
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C3022

内容説明

本書はヨーロッパ古文書学の父、フランス実証主義史学の確立者として知られるジャン・マビヨン(1707年没)の主著に関する世界で最初の現代語訳である。著者は17世紀の戦乱による史料の散逸と誤った準則の横行を前にして、「文書は古ければ古いほど疑わしい」とする通説と闘うため、そして「歴史は正しく保存されない限り死滅する」との固い信念から、デカルトの新しい合理的方法論に基づいて、真偽判別の要素を文書の材質、書体、文体、下署、印章、日付事項に分類し、総合的視点から新しい準則を導き出すことに成功、ここに近代古文書学の学問体系が確立されたのである。と同時に、本書はヨーロッパで最高の歴史家たちの協力、26年間にわたって繰り返された広範な史料探査、古事・法律・古典文学の該博な知識によって完成されたもので、古文書学という旧来の狭い枠組みを越えた、フランス実証主義史学の真髄をここに見ることが出来る。

目次

第1巻 古文書の古さ、材質、書体
第2巻 古文書の文体、下署、印章、日付事項
第3巻 反対者たちの見解が論駁される。略式文書と文書集の権威が考察される
第4巻 国王文書が作成されたフランク諸王の宮廷と王領地
第5巻 古書体の模写見本が掲載され、解説が付される
第6巻
四つの補説