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内容説明
坂本龍一とは誰だろう、そして「僕」とは誰だろう?いよいよこの秋発表される大作オペラ『LIFE』にいたる彼の軌跡と思考が、この一冊の中にすべて詰まっている。4年間の取材と、1000の問いによる、「反」評伝の試み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
11
友人が「天才の考えてる事って凄いよ」といって貸して下さった約15年前に発行の本。確かに彼の独特な感性で発している言葉の中には、何を言っているか私にはさっぱり理解出来ない部分があった…所々に「戦争」っていうキーワードが出ていたのが興味深い。戦争が無くなるのと人類が滅びるのとどちらが早いと思うか?に対し「核や他の抑止力たるテクノロジーができるだろうが、困るのは戦争を抑止された人間の闘争本能をどうやって発散させるかだ」や「テロリズム以外反撃のチャンスがない抑圧された側も存在するのは事実」に唸った。2015/06/26
KRMT
1
坂本龍一に行ったインタビューと、一問一答形式で行われる、彼への1000の質問で構成される。一昨年行われたオペラ「LIFE」に関する記事が多い。本を読んでいて共感できる部分もあったし、首を傾げる部分もあった。2001/04/06
もろろろ
1
断片的がいくつも重なって、成立している。その姿勢は即物主義に間違いないのだけど、どこかロマン的なものを感じたり、独特の深みを見いだしたりする。彼の音楽をうまく本に翻訳しているような、とても彼らしい本。あと浅田彰の影響など。2010/08/01
コマネチ
1
巻末の坂本龍一への1000の質問だけでも読む価値がある。まじで毎日読んでる。