内容説明
本研究の目的は、負債の定義形成と認識指針設定のプロセスを検討し、歴史的原価会計システムにおける負債の定義と認識規準を提供することである。
目次
第1章 序
第2章 負債の定義についての文献研究(liabilityの法律上の意味;会計学文献の調査)
第3章 負債の定義(定義に影響を与える諸要因;負債の特徴;負債の定義)
第4章 負債の認識(認識指針に影響を与える諸要因;負債の認識)
第5章 未履行契約における諸問題(未履行契約の性質;リース契約;確定的コミットメント;未履行契約における非貨幣負債;結論)
第6章 偶発事象、繰延税および繰延利益に関わる諸問題(偶発事象;繰延税引当金;繰延利益)
第7章 年次報告書に対する影響(現在は注記において開示されている負債;引当金;その他の項目;結論)
第8章 結論の要約