出版社内容情報
悪政をもって民に恨まれた父・信虎を追放して甲斐の国主となった信玄は、天下統一を夢みる。解説・尾崎秀樹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
57
2014.01.26(01/20)(再読)新田次郎著。 (p020) 京都から来た御人が嫌いなのじゃ。 父は、去年も冷泉為和殿。 ばかばかしってない。 晴信はケロリという。 板垣信方は頼もしいと思う。 おやかた様、晴信様、信繁様の関係。 家臣の思い。 晴信様の落ち度を探す父。 女狂いだと?おれはおここが好きなのだ。 北条氏綱はどうじゃ。 今川は?安定を必要としています。 信濃は?手強いのは諏訪です。方法は?あります、妹君のねね様を諏訪頼重におやりになることです。12歳だ。 2014/01/26
i-miya
48
2013.11.20(11/20)(つづき)新田次郎著。 11/14 (p008) 石和甚三郎と塩津与兵衛「お願い申し上げます」 晴信、馬から下りる。 「いってみるがいい」 父、信虎のことが頭に浮かぶ。 腹を割り、児を取る鬼、その鬼が信虎様に乗り移った。 狂人以外の何者でもない。 知っていたのだな、二人とも。 板垣信方も知っていたのだな。 正室三条氏の居室、晴信。 暗いのはあなたの顔ですよ、いやなことなら、毎日いやなこと続きですよ、私は。 では話そう、三条左大臣公頼(きんより)の娘。 2013/11/20
i-miya
47
2013.12.20(12/20)(つづき)新田次郎著。 12/18 (p016) (晴信と三条) (晴信とおここ) おここは誰かに似ている。 晴信13歳、於満津14歳。 上杉朝興の娘、政略結婚。 よく泣く女だった。 三月も経つと、晴信の胸の中に顔を埋めるようになった。 胎児と共に死んだ於満津。 死後5年、於満津とにた女を求めている自分を発見、慌てた。 おここ、三条殿の侍女として来た、17歳。 おここを側女にしたい。 わざわざ私に断ることはありません。 2013/12/20
まさげ
20
父・信虎の追放、戦での失敗、夫婦関係、武田信玄(晴信)の若さを感じました。2022/04/25
Mayumi_M
4
晴信(のちの信玄)よりも愛妾里美ちゃんの方が能力値高い気がするのはワタシだけですかそうですか。2021/12/25