目次
第1部 フロイトとスピノザ(フロイトの8通のスピノザ書簡の分析;フロイトのレオナルド・ダ・ヴィンチ論におけるスピノザについて;ハイネのスピノザ主義とフロイト ほか)
第2部 スピノザと現代の政治思想(帝国とナショナリズム―ネグリ=ハートの『マルチチュード』とスピノザ;貧と愛のリアリズム―ネグリ=ハートの『コモンウェルス』とスピノザ;スピノザと現実主義国際政治学 ほか)
第3部 レオ・シュトラウスのスピノザ解釈の批判的検討―『スピノザの宗教批判』(1930年)第9章「国家と宗教の社会的機能」の注釈的研究(スピノザ『政治論』の現実主義の特殊性;スピノザとホッブズの政治哲学における国家成立の問題とその哲学的基礎について;スピノザ政治哲学における大衆と賢者の間の深淵について)
著者等紹介
河村厚[カワムラコウ]
1968年熊本県生まれ。1991年関西大学法学部政治学科卒業。1994年大阪大学文学部哲学科卒業。1999年大阪大学大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士後期課程単位修得退学(1996年から2002年まで日本学術振興会特別研究員DC1、PD)。1999年から2006年まで関西大学法学部他非常勤講師。2006年4月から2009年3月まで大阪産業大学人間環境学部准教授。2009年4月から関西大学法学部准教授(2013年4月より同教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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