目次
序論 近世東アジアにおける口語体中国語―中国・朝鮮(雍正朝档案資料供述書の言葉―雍正4年(1726)允〓允〓事件における「供」
非漢語圏における中国語問答記録―『備邊司謄録』「問情別単」の「問」の言葉
話された言葉として書かれた中国語―18世紀前半中国の供述書と朝鮮の問答記録の言葉)
本論 近世日本における口頭中国語「唐話」の世界(江戸時代における口頭中国語の受容―唐通事と口頭中国語;岡島冠山と唐話;唐話と白話)
結論(唐話の伝播と変化―岡島冠山の果たした役割)
著者等紹介
奥村佳代子[オクムラカヨコ]
1970年、大阪生まれ。滋賀県立膳所高等学校卒業。関西大学文学部国文学科卒業。同大学院文学研究科中国文学専攻博士課程前期課程修了。同博士課程後期課程所定単位修得後退学。博士(文学)関西大学。現在、関西大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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