日本経済新聞出版<br> あの同族企業はなぜすごい

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日本経済新聞出版
あの同族企業はなぜすごい

  • 著者名:中沢康彦【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2017/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263584

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内容説明

お家騒動? 身びいき? モラルハザード?――
旧来のイメージを打ち破る、これがファミリービジネスの強さだ!

「バカ息子の暴走」「親族への身びいき」といった不祥事の代名詞か、「老舗の論理」で語られることがほとんどだった同族企業。本書は経営者や後継者をめぐる「それまで語られなかったリアルなストーリー」と「最新のアカデミズムの知見」によって、同族経営の本当の姿を初めて明らかにします。

星野リゾートの星野代表が父と経営権を争ったハードランディングの事業承継、父が亡くなってから戻った会社で行った清酒「獺祭」の経営改革など、ファミリーの対立すら経営のパワーに変える。そんなスリリングでドラマチックな「情」を描きだします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
同族企業についてのいい面やマイナスの面についての分析でかなり参考になることが多いと感じました。前半はかなりの事例があり、最初の星野リゾートなどは一族経営のマイナス面をどのように今の経営者がなくしていったのかが書かれています。また林原の例などでは、コンプライアンスが同族経営では効かなくなる典型の例と感じられました。もう少しひとつづつの事例を詳しくしてくれたらと感じました。2018/03/17

koji

17
知り合いから勧められ読みましたが正直期待していませんでした。長く中小企業融資に携わり同族企業の事は何でも知っているという思い上がりがあったのかもしれません。しかし違いました。特に後半の分析が目から鱗でした。とりわけ「起こすべきよい対立」と「避けるべき悪い対立」には得心しました。これから人間関係の対立をみる時「先代と後継者の言葉遣いはどうか、職場に誤った意見を言っても攻撃されない心理的安全があるか」に着目することにします。更に日本もドイツ同様、同族研究をもっと進め保護策を考えるべきとの著者の主張に同意します2018/02/11

miraiocoo

10
中小企業の辛さが書かれております。現在は、大企業でも一発で倒産することもあることはありますが。 と言っても、経営者の舵取り次第では企業は大きく変身することも実感です。 2018/02/19

ハパナ

7
同族企業故のメリットとデメリットを、実際の承継モデルを基に解説した本です。株主の安定性から長期プランを実行しやすい反面、内部的な覇権争いが生じやすい。気質と環境と本人の熱意は勿論ではあるが、運の要素も大きいと思いました。 2018/04/08

スプリント

6
同族企業のメリットとデメリットが事例を通してよく理解できました。2018/02/26

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