内容説明
「普勧坐禅儀」は、道元禅師が中国から帰朝された直後に書かれた、坐禅の修行に関する指導書であり、禅師の日本における開教宣言の意味を持っている。「学道用心集」は、仏道を学ぶ人々の心得、十項目を弟子達に明快に述べたものである。「宝慶記」は、中国において天童如浄禅師から受けられた仏道の究極に関する教えの記録であり、極めて重要な意味を含んでいる。「真字正法眼蔵」は、インドや中国の祖師方が仏教哲学に関して行なった問答のうち、仏教思想の開明に役立つ問答集である。
目次
普勧坐禅儀
永平初祖学道用心集
宝慶記
真字正法眼蔵
真字正法眼蔵関連法系図