出版社内容情報
米国のトランプ政権による保護主義政策など、日本の自動車産業にとって不透明感が増している一方で、
電気自動車、自動運転、安全性技術などの技術革新はとどまることなく、
それを支える部品・材料など、自動車関連産業の重要性はますます高まっています。
本書では、自動車産業全体の把握、情報の集め方、各企業・各国の動きなどを念頭に、
業界の基礎知識から主要銘柄の分析までをやさしく解説します。
第1章 自動車産業を知る
日本の自動車産業の概要/世界の自動車市場の動向/グローバル化が進む日本の自動車産業/
日本の自動車業界の特徴/世界でも存在感を示す日系自動車部品メーカー/自動車を構成する
各種部品を知る/タイヤ産業の概要
第2章 株式市場における自動車部品業界と株価の見方
株式市場における自動車部品業界の位置付け/株価が動く理由とは/業績動向を把握する/
自動車部品メーカーの業績と株価への影響の考え方/中長期視点では構造変化への対応が必須/
バリュエ ーション(株価指標)
第3章 情報の集め方
インターネットを通じて投資に必要な情報を得る/新車販売台数や生産台数は基本となる
データ/業界団体のホームページからも様々な情報が得られる/各種展示会に参加しよう/
マスコミ情報も利用/タイヤ業界の情報/各社のホームページで製品や特徴を知る
第4章 自動車部品業界のトピックス
自動車産業は変革期にある/電動化が加速へ/既存製品における環境対応/ADAS/
自動運転/完成車メーカーからのアウトソースの流れ/自動車の作り方の変革
(モジュール化)と部品共通化
第5章 主要銘柄の紹介
トヨタ紡織/ダイキョーニシカワ/ユニプレス/東プレ/パイオラックス/ニッパツ/
豊田自動織機/サ ンデンホールディングス/大豊工業/デンソー/スタンレー電気/
東海理化/武蔵精密工業/日信工業/ 曙ブレーキ工業/タチエス/NOK/フタバ産業/
市光工業/大同メタル工業/プレス工業/太平洋工業 /ケーヒン/河西工業/
アイシン精機/ショーワ/小糸製作所/エクセディ/豊田合成/愛三工業/日本精機/
ヨロズ/エフ・シー・シー/テイ・エス テック/ニフコ/カルソニックカンセイ/
横浜ゴム/東洋ゴム工業/ブリヂストン/住友ゴム工業
坂口大陸[サカグチタイリク]
著・文・その他
目次
第1章 自動車産業を知る(日本の自動車産業の概要;世界の自動車市場の動向 ほか)
第2章 株式市場における自動車部品業界と株価の見方(株式市場における自動車部品業界の位置付け;株価が動く理由とは ほか)
第3章 情報の集め方(インターネットを通じて投資に必要な情報を得る;新車販売台数や生産台数は基本となるデータ ほか)
第4章 自動車部品業界のトピックス(自動車産業は変革期にある;電動化が加速へ ほか)
第5章 主要銘柄を紹介(トヨタ紡織(3116)
ダイキョーニシカワ(4246) ほか)
著者等紹介
坂口大陸[サカグチタイリク]
みずほ証券エクイティ調査部、自動車部品セクター担当シニアアナリスト。2002年新光証券入社、支店にて個人投資家向け営業を経験後、2006年企業投資調査部に異動しアナリスト業務を開始、2009年合併によりみずほ証券エクイティ調査部。2006年以降、自動車部品セクターを中心に自動車産業の調査を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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