内容説明
本書は、ビットコインとブロックチェーンをゼロから概念的に組み立てていきながら、その仕組みを深く理解するための解説書です。架空の会社内におけるトークンシステム構築に携わるストーリーを通じ、ゼロから徐々に追加する形で機能を積み上げることで、それぞれの機能の意味を深くはっきりと理解することができます。技術者ではない人や、自分でゼロから作ってみる余裕のない人でも、ビットコインのようなデジタル通貨システムの設計の過程を追体験することができます。ある程度のコンピューターネットワークの知識があれば、プログラミング経験や数学の知識は不要です。
目次
ビットコイン入門
暗号学的ハッシュ関数とデジタル署名
アドレス
ウォレット
トランザクション
ブロックチェーン
プルーフオブワーク
セグウィット
ビットコインのアップグレード
付録A bitcoin‐cliの使い方
付録B 演習問題の解答
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっす
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ビットコインの技術的な仕組みを、文章と図で解説した本。コードはほぼ出てこないとはいえ、技術的なバックグラウンドがある人向けでしょう。説明は、分かりやすさを目指していて丁寧でよかった。監修者による注釈も適切でよい。実装を通して理解するタイプの「プログラミング・ビットコイン」と併せて読むとよいと思います。2022/04/01
ts0818
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ビットコインの概要をザックリと把握するには良いかも、ページ多いけど。Base58、P2PKH、P2SH、P2SHアドレス、P2WSH、RBF、RIPEMD-160、Segwit、secp256k1、SIGHASH、SPV、witness、階層的決定性ウォレット、原像計算困難性、ニーモニック文、マークル木、アトミックスワップ、など初めて知った言葉が多かった。BIP(Bitcoin Improvement Proposals)っていう、RFC(Request for Comments)のようなものあるみたい。2020/09/21
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