内容説明
本書はHTTPに関する技術的な内容を一冊にまとめることを目的とした書籍です。HTTPが進化する道筋をたどりながら、ブラウザが内部で行っていること、サーバーとのやりとりの内容などについて、プロトコルの実例や実際の使用例などを交えながら紹介しています。GoやJavaScriptによるコード例によって、単純なHTTPアクセス、フォームの送信、キャッシュやクッキーのコントロール、Keep‐Alive、SSL/TLS、プロトコルアップグレード、サーバープッシュ、Server‐Sent Events、WebSocketなどの動作を理解します。第2版ではHTTP/3の規格化など、初版の発行後に起きたウェブ技術への変化にともなう内容のアップデートに加え、DNSやCDN、またウェブアプリケーションの基礎など、ウェブ技術を扱うときに知っておきたい周辺技術に関する新章も追加しました。本書は、幅広く複雑なHTTPとウェブ技術に関する知識を整理するのに役立ち、また、さまざまな新しい技術をキャッチアップする一助となるでしょう。
目次
HTTP/1.0の世界:基本となる4つの要素
HTTP/1.0のセマンティクス:ブラウザの基本機能の裏側
Go言語によるHTTP/1.0クライアントの実装
HTTP/1.1のシンタックス:高速化と安全性を求めた拡張
HTTP/1.1のセマンティクス:広がるHTTPの用途
Go言語によるHTTP1.1クライアントの実装
HTTP/2、HTTP/3のシンタックス:プロトコルの再定義
HTTP/2のセマンティクス:新しいユースケース
Go言語によるHTTP/2、HTML5のプロトコルの実装
クライアント視点で見るRESTful API
JavaScriptによるブラウザからの動的なHTTPリクエスト
ウェブアプリケーションの基礎
クラウド時代のHTTP:ウェブを強くするさまざまな技術
セキュリティ:ブラウザを守るHTTPの機能
付録
感想・レビュー
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