カーハッカーズ・ハンドブック―車載システムの仕組み・分析・セキュリティ

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  • サイズ B5判/ページ数 320p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873118239
  • NDC分類 537.6
  • Cコード C3055

出版社内容情報

車載システムへの攻撃を防ぐための書籍。セキュリティの妥当性検査を行う方法をはじめ網羅的に解説。

内容説明

本書は、複雑な電子機器とコンピュータシステムを備えた現代の自動車が、どのような仕組みで動作しているかを、より深く知りたい読者(ハッカー)のための書籍です。自動車の脅威モデルの紹介にはじまり、CANバスをはじめとしたさまざまなバスネットワークを解説、さらにCANバスのリバースエンジニアリングを行います。そしてECUをハッキングするための基礎的な知識と具体的なハッキングの手法も紹介。車載インフォテイメントシステムや車車間通信についても解説した上で、そこまでに紹介した方法を用いて発見した脆弱性を攻撃するツールを実際に作成。攻撃のリスクや問題点に対する充分な知識を得た上で、読者がそれらに対応することを可能にします。

目次

脅威モデルの理解
バスプロトコル
SocketCANによる車載通信
診断とロギング
CANバスのリバースエンジニアリング
ECUハッキング
ECUテストベンチの構築と利用
ECUや他の組込みシステムへの攻撃
車載インフォテイメントシステム
車車間通信
攻撃ツールの作成
SDRを用いた無線システムへの攻撃
パフォーマンスチューニング

著者等紹介

スミス,クレイグ[スミス,クレイグ] [Smith,Craig]
セキュリティ監査および関連するハードウェアやソフトウェアのプロトタイプ開発を主な業務としているセキュリティ研究会社Theia Labsを運営。また、Hive13 HackerspaceとOpen Garagesの創設者の一人でもある。いくつかの自動車メーカーに勤務し、車両のセキュリティやツールに関する公開研究を行ってきた。専門は、リバースエンジニアリングとペネトレーションテストである

井上博之[イノウエヒロユキ]
広島市立大学大学院情報科学研究科准教授。広域ネットワークにつながる家電や自動車のセキュリティについて、実車を使った実証実験やプロトタイプの開発を通じて、脆弱性やセキュアな通信プロトコルに関する研究を行っている。一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)研究開発センターIoT脆弱性研究ユニット1チーフ、SECCON実行委員、セキュリティ・キャンプ全国大会講師など、情報セキュリティの分野で広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YUJIRO

3
CANやECUの解析の仕方を解説2021/09/03

yo_C_ta

2
とにかく書かれている内容が実践的で多岐にわたる。バスや診断など、汎用的な車両機能へのアクセスから、IVI、イモビ、キーフォブなど対象を絞った適確なアクセス方法に至るまで、使用するツール、手順、ログが事細かに解説されている。使用される規格や、プロトコルも幅広くカバーされているため、すぐに時代遅れになることもない。 外部からの車両アクセスについてこれほどまでにまとめられた書籍は見たことがなかったためとても驚かされた。2019/09/05

Q

1
CANバスに代表されるネットワークで接続された複雑なコンピュータの集合である自動車に対する脆弱性攻撃を試みて自分の自動車に対するセキュリティ意識を高める本。前半はCANなど車載ネットワークについての説明が主だが終盤には実際にネットワークに対するシェルコードを作っている。これだけでも驚きだが今後車両間での通信などが発展すると、車両間ネットワークで伝染するマルウェアが出てきてもおかしくないと思える。セキュリティコンサルタントに対するあまりのニーズの高さに眩暈を覚える本だった。2023/01/26

ふらく

1
車載装置作ってないと読んでもさっぱりかも。車載装置作ってるけど外様で余り情報もらえない人にはセキュリティ以外で役立つ。内容は装置の解説、セキュリティについて、攻撃の実際の手法がある程度網羅されていて良かったです。2019/06/13

Dice/K

0
数少ない車両セキュリティ本。復習も兼ねて日本語版を読んだのだけど、翻訳が上手くて違和感なく読めた。内容としては、入門書(専門書がほかにあるかはともかく)として広く程々にの深さなので、興味を持ったセキュリティエンジニアは読んでもいいかも。ただ、自動車社会社も手を打っているらしいので、最近の車でどこまで有効は分からない。あくまで基礎知識としてかな。2020/02/16

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