マイクロサービスアーキテクチャ

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873117607
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ThoughtWorksのジェームス・ルイスが提唱するマイクロサービスについての疑問にわかりやすく答える内容。

注目度の高いアーキテクチャ「マイクロサービス」を解説!
本書は「最近良く聞く“マイクロサービス”っていったい何?」という疑問に答える本です。マイクロサービスとは、ThoughtWorksのジェームス・ルイスが提唱するアーキテクチャです。モノリシック(一枚岩)なアーキテクチャでは、変更やメンテナンスも大変なため、複数の小さいサービスに分割してそれを連携させたアーキテクチャにして、開発やメンテナンスの負担軽減を図ろうとするものです。マイクロソフトをはじめ採用する企業が現れてきており、ますます浸透が期待される技術です。

内容説明

柔軟かつシンプルな新時代のソフトウェアアーキテクチャ、マイクロサービスの本質に迫る!モノリシック(一枚岩)からの脱却。複数の小さいマイクロサービスに分割してそれらを連携させることで、迅速なデプロイ、優れた回復性やスケーラビリティを実現する。

目次

マイクロサービス
進化的アーキテクト
サービスのモデル化方法
統合
モノリスの分割
デプロイ
テスト
監視
セキュリティ
コンウェイの法則とシステム設計
大規模なマイクロサービス
まとめ

著者等紹介

ニューマン,サム[ニューマン,サム] [Newman,Sam]
ThoughtWorksのテクノロジスト。ThoughtWorksではクライアントの支援や、ThoughtWorks社内のシステムアーキテクトとして働く。複数の領域にまたがって、多種多様な人たちと一緒に活動している。オープンソースプロジェクトにも貢献している

佐藤直生[サトウナオキ]
日本オラクル株式会社における、Java EEアプリケーションサーバやミドルウェアのテクノロジーエバンジェリストとしての経験を経て、現在はMicrosoft Corporationで、パブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」のテクノロジスト/エバンジェリストとして活動

木下哲也[キノシタテツヤ]
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、現在は主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

38
進化的アーキテクチャと合わせて奥が深いです。何度も読み返しながら内容理解深めていきます。2020/10/03

Tenouji

12
常々、相似形のモジュール構造を持ち、無限にスケール出来るアプリケーションアーキテクチャを夢に見ているのだがw、ここでは、疎結合アーキテクチャを持つアプリケーションの特徴を、いろんな面から論じている。テストについては、新たな発見もあったりで、翻訳はやや読みにくいが、面白い内容であった。2018/08/30

HANA

8
今流行りのマイクロサービスについて概念から設計方法、構築、監視運用など全体的に説明している本。まだまだ成熟していない手法ではあると思うので正しいかは見極める必要はあると思うけれど、非常に勉強になった。製品関連は知らないものもあったので試してみたい。所々日本語訳が微妙だったところもあったのが残念。あとセキュリティについてはもう少し読みたかった。2016/12/22

ide_an

6
「レガシーコード改善ガイド」のアーキテクチャ版と言える本。タイトルから想像される流行り言葉に便乗したような感じはなく、仕事でそれなりの規模のウェブサービスを開発している人におすすめしたい。如何にして肥大化したレガシーシステムを分割し、障害に強く、自由にデプロイできるシステムを作るかが書かれている。コンウェイの法則に一章を割いているのも興味深い。ただ、言い回しがわかりにくい箇所がある(訳の問題かどうかは不明)。2016/03/28

syatsuzuka

5
なかなか奥の深い本でした。 ただのcloud nativeのコンセプトのみをあげつらう内容ではなく、クラサバからマイクロサービスへの進化を象徴するの技術トレンドの流れの他、マイクロサービスにあたってのセキュリティや、ストレージ、テストなど、幅広にかつ実態感のある説明がとられてます。 実体感がありながら、幅広に情報量が多い本なので、これは複数回読まなければ腹落ちしきれなさそうです。 Digital Transformationを志向するこの時代において、とても重要な技術の紹介がなされていると感じます。2019/10/06

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