Theory in practice
アプレンティスシップ・パターン―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873114606
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

本書は、徒弟制度をモデルとし、真のソフトウェア熟練職人を目指すためのパターンをまとめたものです。新しい技術の登場と絶え間ない変化に柔軟に対応し、ソフトウェア開発を生涯の仕事とするための心得とパターンを紹介します。意欲ある新人ソフトウェア開発者、またソフトウェアの匠を目指す技術者必携の一冊です。

目次

1章 序論
2章 カップを空にする
3章 長い道のりを歩む
4章 正確な自己評価
5章 永遠の学習
6章 自分のカリキュラムを作る
7章 結論
付録A パターン一覧
付録B 徒弟制度募集
付録C Obtiva社徒弟制度プログラムの初年の振り返り
付録D オンライン情報

著者等紹介

フーバー,デイブ[フーバー,デイブ][Hoover,Dave H.]
Obtiva社の主席職人(Chief Craftsman)であり、ソフトウェア開発を行いながら、ソフトウェア開発者の育成を行っている。起業家向けにプロジェクトを遂行することを専門としている

オシネエ,アデウェール[オシネエ,アデウェール][Oshineye,Adewale]
現在はGoogle社のエンジニアであり、電気製品販売用POSシステムから投資銀行向けの取引システムなどの様々なプロジェクトに従事してきた

柴田芳樹[シバタヨシキ]
1959年生まれ。九州工業大学情報工学科で情報工学を学び、1984年同大学大学院で情報工学修士課程を修了。Unix(Solaris/Linux)、C、Mesa、C++、PL/SQL、Javaなどを用いた様々なソフトウェア開発に従事。現在は、ソフトウェア開発、技術教育、コンサルテーション等に従事している。一方、私的な時間に執筆や技術書の翻訳を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

18
1.半学半教(特定の教師がいるわけではなく、必要に応じて教師役と生徒役が変わる) 2.徹底した読書(理解を深めるためには、洋書の素読や暗記の強要) 3.実証主義(アンモニアの生成、医学貢献のための刑死人の解剖など) これらは、陽だまりの樹(手塚治虫) で登場する 適塾、塾生のエピソードです。 アプレンティスシップ・パターンの教訓にも、 通じるものがある、と思います。 1.よき指導者を見つける(P84) 2.継続した読書(P138) 3.壊してよい「オモチャ」を持つ(P108)2012/11/22

オザマチ

6
進むべき道を見失いつつあるソフトウェア技術者や学生の役に立つ本。単純にキャリアを考える上でも役立つと思う。個人的には、メンタル面の心がけを大切に覚え、実践していきたい。2014/12/03

kumokumot

4
素晴らしい本。いかに学ぶか。工房での徒弟制度になぞらえて、見習いがやるべきこと・持つべき意識をパターン(=型)として提示してくれる本。少し遅れてエンジニアの道を歩んだ人にとっては救いのような内容。役立つし、励まされる。スキル面メンタル面共に有用。2019/04/13

KimuraShinichi

2
日本語のパターン名にはもうひと工夫ほしい感がちょっと残ったけど、読みにくいことはとくにない。まわりに師匠や仲間を作るのがよいよ、と語りかける。もっともっと学びたい、という気持ちになる。XSLTのMuenchian Method、PerlのSchwartzian Transform、CのDuff's Device。わぁ、どれも知らない。調べてみよう。と、まずは無知をさらして(Expose Your Ignorance)みる。 2013/03/20

mkisono

2
ソフトウェア技術者として成長していくための参考にしたい一冊 パターンの名付けが素晴らしく、パターン名だけで内容がおよそ想像できるものが多い 原文の調子は知らないが翻訳はやや硬調 日本語として読みづらい部分もあった2010/10/08

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