インターフェイス指向設計―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践

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  • サイズ B5判/ページ数 218p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873113661
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ソフトウェアアーキテクチャの真髄、インターフェイス設計について解説する初の書籍。

内容説明

本書はインターフェイスを用いたソフトウェア設計の仕組みを解説する本。ソリューションをインターフェイスのレベルにまで分解し、相互作用するインターフェイスを適切に実装して、しっかりとした構造を持つプログラムを作成する手法を学ぶ。インターフェイスの凝集度とは、継承の利点、リモートインターフェイスとの通信など、基礎となる知識から、開発プロセスについて、Web自動集約ツール、サービスレジストリなど、発展的な内容まで、「インターフェイスから考える設計」についてを包括的に学ぶ。

目次

1部 インターフェイスのすべて(インターフェイスとは何か;インターフェイスと契約;インターフェイスの材料;何をインターフェイスに持たせるべきか;継承とインターフェイス;リモートインターフェイス)
2部 インターフェイス指向による開発(開発の進め方)
3部 インターフェイス指向開発の実例(リンクチェッカー;Web自動集約ツール;サービスレジストリ;パターン)
付録

著者等紹介

パーク,ケン[パーク,ケン][Pugh,Ken]
テストとメンテナンスを通じて集まる要求からソフトウェアとハードウェアの開発を行うという経験を30年以上にわたり持っている。関わったOS、言語、開発過程は多岐にわたり、プロジェクトもヤギの血清処理から衛星追跡記録のための財務分析システムまでと幅広い。教師として、オブジェクト指向設計からUnixOSインターナルまでと多岐にわたる内容の授業を何千人もの生徒に行ってきたほか、カンファレンスで、ソフトウェア開発過程やプログラミングテクニック、またシステムアーキテクチャについての講演を行っている。『Prefactoring』(O’Reilly Media発行、和書『プレファクタリング』オライリー・ジャパン発行)は16回Jolt Awards、Jolt Winnerを受賞している

角谷信太郎[カクタニシンタロウ]
テスト駆動開発者。日本Rubyの会理事。株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部チーフプログラマ。1998年、立命館大学法学部卒業後、独立系SIベンダにてSEとしての勤務を経て、2003年より現職

児島修[コジマオサム]
1970年生まれ。立命館大学文学部卒業(心理学専攻)。ミニシアター、ソフトウェア企業等を経て、現在は翻訳会社に勤務。西東京市で妻と2人暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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jiroukaja

0
インターフェイスとは何か… 題材としては、日本人の持ち出す簡単な例よりちょっとだけ捻ってる程度なので読みやすかった。2015/04/27

chie

0
図書館。特に意識なく普段プログラミングしていることが言語化された本でした。Javaだったら当たり前なんじゃないかと思われる。2012/04/18

ガブ

0
私はちゃんとした設計手法を身に付けていないのだが、インターフェイスという視点からアプリケーションのあるべき姿を捉える事は、有用そうだと感じた。前半は考え方を、簡単な(しかしHello,worldより現実の問題に近い)例を使って学ぶ。なぜ継承よりインターフェイスを使うべきかを、起こりうる問題等から解説した。後半は実際の問題を、インターフェイス指向設計を基に設計し、実装した。コードがページの大半を占めたので、少し読み疲れてしまった。何らかの設計手法(特にOO関係)を身に付けた人には、あまり面白味はないかも。。2011/04/11

t-yoko

0
あまり新鮮味はなかったなぁ2009/03/17

yagihiro

0
あんまりオブジェクト指向になれてない人にちょうどよいのではないかと思います。いい本です。2009/01/09

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