内容説明
本書の第1編・第2編には日本の歴史を説きつつ、そこに成立した城郭の本質を簡潔に示した。第3編は本書の主題で、近世100名城を選び、その歴史と構造を現地調査を踏まえて図解・詳述した。特に“同一縮尺による城郭規模の比較”は、城はもとより、生活空間としての都市を理解するうえで、斬新な試みであろう。全編の要所に復原イラスト・筆者等所蔵の貴重な資料を豊富に駆使したビジュアルな紙面構成は、関連分野に新風を送るとともに、城郭ファン愛蔵の一書として完璧。
目次
第1編 日本城郭概史
第2編 城郭の見方
第3編 日本100名城―同一縮尺で見る城郭規模の比較(北海道・東北;関東;中部;近畿;中国・四国;九州)