内容説明
人質先の今川家から厚遇を得て、義元を慕っていた。情報戦を得意とし、忍者を使い謀略と調略を張り巡らせた。関ヶ原の勝利は、家康が仕組んだ豊臣政権中枢の浅野長政の寝返りにあり。いま、明かされる真実の家康像。
目次
第1章 家康に関する史実の調査と検証(家康が生きた時代の国内事情と世界の情勢;松平氏の流れ ほか)
第2章 強運の家康とその人間性(運にも恵まれた家康;家康の人間的成長)
第3章 家康と二人の作家(筆者とふたりの作家との出会い;山岡荘八が描いた家康像 ほか)
第4章 徳川家康の真実(家康公遺訓を読み解く;家康は神といえるのか)
著者等紹介
平尾栄滋[ヒラオエイジ]
昭和23年愛知県一宮市にて誕生。昭和47年名古屋大学工学部航空学科卒。三菱自動車工業株式会社入社。昭和60年パジェロの開発者として、パリ・ダカール=ラリーの総合優勝に貢献。平成14年金沢工大学園金沢工業高等専門学校入職。『自動車の高性能化』を山海堂より発刊。平成15年顧問として学生を指導し、高専ロボコン全国大会に出場。平成17年株式会社アマダワシノ入社。平成21年名城大学キャリアセンター入職。平成24年Eco&Cost研究所主宰。現在、歴史研究と名古屋城の観光ガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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