内容説明
「日本書紀」に巧みに埋め込まれた倭国の真実に迫る。第15回歴史浪漫文学賞研究部門優秀賞受賞作品。
目次
第1章 春はいつ来たる
第2章 『日本書紀』を読む(天武天皇の信濃国遷都構想;日出づる處の天子;倭国と日本国;邪馬壹国と邪馬臺国;倭の五王;卑弥呼は誰に比定されているか)
第3章 糾える縄の如く
第4章 『万葉集』を読む(『万葉集』編輯;『万葉集』と白村江の戦い;天の香具山;柿本人麿)
第5章 太宰府南館にて(三笠山;大宰府と太宰府;春はすでに)
著者等紹介
武井敏男[タケイトシオ]
昭和47年3月京都大学教育学部卒。昭和47年4月~平成21年3月群馬県高校教師。昭和60年3月早稲田大学文学研究科修士課程修了。平成3年3月同博士課程単位取得中退。現在、群馬工業高等専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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