内容説明
スペインの心の内が垣間見える複雑な民族と宗教の混在や争いの歴史から生まれた、こんなに多彩なスペインの祭り。歴史的背景から深層心理を探る、全国８６個所の様々な祭りを紹介。
目次
１ １月、２月 悪魔放逐の季節、謝肉祭
２ ３月、４月 慎みと勤行の季節、聖週間
３ ５月、６月 光と歓喜の季節、聖体祭
４ ７月、８月 灼熱と活力の季節
５ ９月、１０月 実りと収穫の季節
６ １１月、１２月 闇と不安の季節、降誕祭
著者等紹介
板倉元幸［イタクラモトユキ］
１９４４年群馬県藤岡市生まれ。一級建築士。１９９６年三菱地所株式会社退職。２００５年～祭りを主体に撮影取材旅行。著書「スペイン民家探訪」２００４年（ＡＲＴＢＯＸインターナショナル）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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にがうり
12
日本はじめどの国でも、地方の土着性の高いお祭りを集めたらこんな本になるのだろうと思いますが、有名なお祭りはあえて避け、日本であまり（ほとんど？）知られていないスペインのお祭りをこれだけ集めた仕事は天晴れ。資料的価値高し。お祭りが終われば、みな現代人の日常生活に戻っていくのでしょうが、お祭りの間は、冷凍保存していた中世を解凍したかのよう。2016/10/12
