享保十四年、象、江戸へゆく

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872949001
  • NDC分類 210.55
  • Cコード C3021

目次

第1章 象の渡来(象の渡来命令;象の到着から陸揚げまで ほか)
第2章 長崎から京都へ(出発に先立つ指令;象の飼料と宿泊予定地 ほか)
第3章 京都にて(京都へ到着する;京都における町触 ほか)
第4章 江戸へ向かう(象に関する心得触;美濃路を行く ほか)
第5章 江戸到着後(江戸における触;江戸到着 ほか)

著者等紹介

和田実[ワダミノル]
愛知県生まれ。1990年愛知大学文学部史学科卒。現在、豊橋市二川宿本陣資料館主任学芸員、愛知大学綜合郷土研究所研究員、交通史学会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小鈴

15
『大鎖国展』で国内のあちこちで描かれた象の絵を見て興味を抱いていました。近代以前、象の渡来は計8回。江戸時代には4回(うち1回は受け入れ拒否)、この本は1928年に渡来した象の顛末について書かれ、長崎から江戸まで歩いた約70日の道中の記録を示す。京では天皇も観覧。京からは川を渡るのが大変なため東海道ではなく中仙道で名古屋へ。三ヶ日の引佐峠では象が悲鳴をあげた坂に「象鳴き坂」と命名(笑)。 箱根の坂は 相当堪えたらしく病気に。そして吉宗謁見。なんとその後12年も生存していた。最後の方は払い下げられ中野へ。2017/01/28

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