出版社内容情報
クールでバランスの取れた人間になるには? いまこの瞬間、幸福を実感するには? ブッダから学ぶ安寧のための書。
内容説明
スリランカ初期仏教長老が説く、自粛・我慢の世の中で怒り、怯え、とまどう心を強くするブッダの知恵!
目次
prologue 間違った心のプログラムを書き換えて幸福になるために
第1章 心のはたらき
第2章 心が病気になる原因
第3章 心の科学
第4章 心を治す
第5章 悩みへの答え
第6章 心の育て方
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとり、80年に初来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、瞑想指導や講演、執筆などを通じ、ブッダの根本の教えを日本人に説き続けている。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター(東京)の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃとら
44
【図書館本】人間の心はみんな病気。幸せになるのは合理性と慈悲が必要、心を育てなさい。瞑想教室で偶然出会ったスリランカのお坊様。今回は私のコンディションの影響⁈あまり心に刺さらなかった。残念です。😌2023/10/13
Go Extreme
2
間違った心のプログラムを書き換えて幸福になるために 心のはたらき:人間は心で生きている 身体はらだの「物体」 「心」に逆らえる人はいない 私たちは「心の奴隷」 心は守るべき「王様」 心は身体より弱い 心が病気になる原因:心は自分の偉さを実感 プライドを傷つけると永遠に嫌われる エゴが柔軟性を奪う 過剰の自我意識=エゴ 心の科学:仏教は心の科学 仏教と心理学は目的が違う 仏教は超越を目指す 心を治す:何かを頼っていきる危険 病気に直面すれば人生は充実 悩みへの答え 心の育て方:合理性と慈悲 慈悲の心・瞑想2021/10/19
ちひろ
1
心の問題点については大きく割かれているが、じゃあどうすればいいのかというところがいまいちよくわからなかった。合理性と慈しみの心とか言われても、問題点以上に書かなければいけないことだと思う。 飼ってた鳥がまだまだ寿命ではないのに逝ってしまったことを引きずっていて、最後に苦しませてしまったことを悔やんでいる。 生きとし生けるもの遅かれ早かれ死ぬことになるのは理解できるんだけど、そこは同じだからこそ、いつどうやって死ぬかということが重要だと思うのにみんな死ぬからとか言われてもはいとは言えない。2023/12/02
なみふく
0
久しぶりに読んだスマナサーラ本。 中身はいつもの調子のようだが、質問コーナーでの応答が違いのある一冊だった。2021/09/14