内容説明
移ろう光、風にゆれる水面。いつもと同じようで、二度とは繰り返さない今日という時間。植田真が描く、密やかに賑やかな川の一日。
著者等紹介
植田真[ウエダマコト]
1973年静岡県生まれ。絵本に『マーガレットとクリスマスのおくりもの』(第14回日本絵本賞受賞、あかね書房)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シナモン
145
りすが来て小鳥が歌う。みずみずしく、柔らかなタッチで描かれた川の一日。平和、穏やか。見返し部分の緑、黄色、青の色合いがとても好きです。年末の気忙しい日々のなか、ゆったりとした気持ちに。癒されました。2020/12/24
mntmt
18
とても良かった。穏やかな気持ちになった。2016/10/15
ヒラP@ehon.gohon
16
川辺の風景は、ただただ見つめていると、様々な出来事が起こるのだと再認識しました。 目線を固定して、時間の移りを見続けている川。 ゆったりとした物語を見ていたら、心もゆったりとしてきました。 水彩画(?)の淡さも効果的に、リラクゼーションに適した絵本だと思います。2016/10/06
遠い日
16
植田真さんの絵を求めて。今回はやわらかな印象。川の流れと近くで集う生きものたち。もの言わぬ川の表情が窺えて、ゆったり温かな気持ちになる。2016/08/18
あおい
13
ふねが流れてきたり、小鳥やリスがやってきて賑やかになったり川目線で物語は進む。優しい水彩の絵が清々しい。2022/09/29