内容説明
捨てていたタネが、芽を出し、葉を広げ、樹になる！今日のおかずに使ったカボチャのタネ、デザートのリンゴのタネ、なんでもいいからとにかく今すぐまいてみてください。たった一粒のタネに、楽しいことがたっぷりつまっています。
目次
第１章 捨てるな、うまいタネ（タネ。食べカス同然と馬鹿にするなかれ；一粒でこんなにおトク！？タネがもたらす豊かな生活予測；タネまき生活は、安全な食生活への第一歩である ほか）
第２章 タネから広がるワンダーワールド（ところで“発芽”ってなんだ？；“食われるタネ”に見る、タネパワー；タネから育てる果樹。その大いなる楽しみ）
第３章 いざあなたも“タネまく人”に（あなたはなんのタネをまいてみる？；さあ、実際にタネを取り出してみよう；タネをまくのはいつがいいの？ ほか）
著者等紹介
藤田雅矢［フジタマサヤ］
１９６１年京都に生まれる。京都大学農学部卒、農学博士。某研究所に勤務し、植物の品種改良を行うかたわら、執筆活動を行う。第７回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。日本ＳＦ作家クラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kinkin
77
身近な食物の種子を播いてみよう。そこから植物の不思議さや芽が出て成長する喜びを得ることができる・私も最近サボテンやハーブの種子を播いて楽しんでいる。途中で枯れるものが多いが元気に育つものある。失敗しても気落ちせず失敗の原因を振り返る・フリマを見るといろんな植物の種子が売られている。興味があっれば一読をおすすめする。2023/12/06
宇宙猫
22
★★★ How To本というより読み物に近い。砂漠に台所のゴミになるタメを蒔いて緑化する話に感動。泥だんごで包んで撒くだけの簡単な方法で効果が上がるなら世界で推進してほしいな。2021/02/11
yyrn
20
③息子のお嫁さんの初園芸をアシストすべく考えた三冊目がこの本。果実を食べて残ったタネをただ捨てるのはもったいない。ダメ元で植えてみよう！とお手軽園芸をススメてくれる本（ちゃんと育てようと思えば色々やらなければならないことは多いが、でも）。食卓に置いていた小さな植木鉢からある日、芽が出てきたら、そりゃあ感激だし、いっそ植物を育てたくなるのではないか？う～ん、この本を一冊目に持ってこようかな？植物に対する関心が高まれば少々の手間も、それ自体が楽しくなるだろうし。まずは、キッチンガーデンをススメてみようか（笑）2021/02/05
小鈴
20
ネオは先の本を改訂・改稿したもので、カラー写真の種まき体験記や実践編が大幅に増えて充実。カラー写真ではメロン、スパイスからマスタードとディル、ドラゴンフルーツ、カエデ、いちご、びわが。ドラゴンフルーツはなんとサボテンだった！。実践編ではなんとポポーにも触れている。嬉しい。ポポーは木になるカスタードクリームと言われているんですね。ほんとこういう本は楽しい。方舟ならぬ箱庭に夢が広がる。2016/11/10
ちーたん
14
読んでて楽しい。ドラゴンフルーツ植えてみたい。サボテンになるなんて。かわいい2016/03/05
