夫婦崩壊!?―それでもふたりが別れない理由

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872904154
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0036

内容説明

はたから見れば、夫婦としては崩壊しているだろうと思われるような関係であっても、離婚をしない夫婦も多い。従来の経済的な理由、子どもの問題だけではなく、今どきの男女が抱える「それでも離婚しない理由」「夫婦を続けていく理由」とは…。夫婦のありよう、絆、そして男女関係の本質を探る。

目次

第1章 「夫婦関係」に変化あり(セックス抜きの友だち夫婦;専業主婦でも家事は分担?;夫たちの言い分)
第2章 女性たちの「離婚しない理由」(愛想を尽かしてはいるけれど;セックスなし、子どもなし;週末は不倫相手と;夫は夫、彼は彼;ひとりになるのが怖い)
第3章 男性たちの「離婚しない理由」(婚外恋愛しても、妻を嫌いになれない;「家庭」になじめない;別居生活は長いけれど;冷えた関係ではあるけれど)
第4章 それでも夫婦は続いていく!?(ヘンな夫婦かもしれないけれど;恋を夫に相談してしまう妻;それでも、ひとりよりふたり?;夫に恋人が。そのとき妻は…)

著者等紹介

亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年東京生まれ。明治大学文学部卒。フリーライター。女性誌等で活躍中。女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みーなんきー

24
亀山さんは、ご自身曰く男女問題だけに関心があり、それが長年のライフワークになっているらしい。日本人は、プライベートについてあまり赤裸々に話し合わないので、全ての話は耳に新しくて、ついつい読んでしまう。夫婦関係は十人十色だとは思うが、それにしても特殊な例ばかりを選んでるんだろうなぁ、読ませるために。そんな極端が続くと、ちょっと食傷気味になってしまう。2015/08/21

ラーメン小池

7
【図書館本】副題どおり、夫婦関係が冷え切って破綻していながらも別れない夫婦の謎に迫る一冊。結婚自体が目的、つまり結婚前の状況の変化や不満解消を目的とする結婚では、相手と真に向き会わないため最初から問題を孕む。もちろん、結婚生活の中で関係性が変化するケースも多い。日々パートナーへの不満を抱えながらも、世間・社会との関係、はては相互の両親との関係やら約束に囚われ、離婚に踏み切れない。内心相手を蔑み溜飲を下げるか、或いは不倫に溺れ、偽りの高揚感に酔うか・・。でも彼ら・彼女らのいずれも真の幸せではなさそうだ・・。2016/09/09

なお

7
図書館本。色んな夫婦があっていいと思います。2015/11/16

くまちゃん

6
私たち夫婦もここに出てくる例題に似ている。特別な夫婦関係だから本に載ったのか、みんな言わないだけでこんなものだと言う事なのか・・・。「夫婦崩壊!?」なので、このままでは崩壊する可能性が高いと言う趣旨でこのタイトルなのか?不安になった2014/06/30

mori

3
「従来とは違った、少し変わった夫婦」を取材したルポ本。でも、はたから見ればそんなことわからないし…と思う。二人がいいと思っていればそれでいいのではないか。最後の3人の関係は、少し衝撃。こんな形もあるんだなぁと。それにしても女性は鋭い。2015/08/09

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