親ががんばらないほうが子どもは伸びる!―子育てでいちばん大事なこと

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872903423
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

内容説明

子どもを伸ばす即効性のある方法、具体的なテクニックの前に、親ができることがある。忙しい生活の中で忘れがちな「根本を大事にした子育て」のヒント。読めばわが子がもっとかわいくなる、珠玉の教育エッセイ。

目次

第1章 子どもがわかれば、伸ばすのはカンタン!(動物のウンコ集めが好きだった子―わが子が好きなことや得意なことを知っていますか?;九九がなかなか覚えられなかった子―子どものコップの水は少しずつたまる ほか)
第2章 子どもは最高のエンタテイメント!(お笑い系の子ども―みんなを楽しませる才能は、持って生まれた宝;ある日の教室の風景から―子どもを楽しむのは親の特権 ほか)
第3章 「かんちがい子育て」はなぜ起きる?(ぼさぼさの頭で児童クラブに来ていた子―忙しい朝だからこそ、やるべきこと;無理矢理マラソン大会の練習をさせられた子―親も思いつきでものを言う ほか)
第4章 子どもに愛情は伝わっていますか?(子どもの耳掃除で愛を伝えよう;あなた自身の物語を、子どもに語ってあげよう ほか)

著者等紹介

親野智可等[オヤノチカラ]
1958年生まれ。本名杉山桂一。公立小学校で23年間教師を務める。教育現場の最前線に立つ中で、親が子どもに与える影響力の大きさを痛感。教師としての経験・知識・理解・技術を少しでも子育てに役立ててもらいたいと、2003年に無料メールマガジン「親力で決まる子供の将来」の発行を開始。具体的ですぐできるアイデアが多くの親たちの共感を得て、まぐまぐメルマガ大賞の教育・研究部門で4年連続第1位に。新聞、雑誌等で連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さく

18
名前はその人のためだけに/用意された美しい祈り/若き日の父母が/子に込めた願い/幼きころ毎日、毎日/数え切れないほどの/美しい祈りを授かった/祈りは身体の一部に変わり/その人となった/だから心を込めて呼びかけたい/美しい祈りを 「名前は祈り」毛里武。引用されていた詩が胸に響いた。2022/03/03

8
わかっちゃいるけどなかなか実行できないことが多かった。ガミガミ言わないようにって思っても 明日にはガミガミ言っちゃってんだよね。こういう本読んだ日だけは優しいママでいれるんだが…(-.-;)2011/03/07

のり

6
再読。子どもが親の愛情を実感できるようにすることが大切。写真や賞状、書いた絵や習字を飾ることは、いいイメージを作ることができるためおすすめ。子どもが興味を持ったときが伸ばしどき。親は子どもの立場に立って、もう一度虚心に考えてみること。我が子との関わりを楽しめるのは親の特権。親子の心の触れ合いが子どもの気持ちを満たす。心が満たされている子だけが、友達にも優しくできる。自分が子どもだったら、言われて嫌な気持ちになる言葉をたくさん使っていて反省しました。家族と過ごす時間を大切にしようと再確認。2015/11/29

ありんこ

6
子育てについては本当に難しく、子供たちが生まれてからたくさんの本を読みました。それだけ母親になるというのは大変なことで。でも、あまり自分の気分だけで言葉を発してはいけないと思いました。子供たちと過ごす時間は短い。一日一日を大事にしたいです。2014/06/04

あべし

2
「親ががんばらない」と言うよりは、「親の思い通りにしない方が」というニュアンスの内容だった。 「いい子」ってどんな子どもなんでしょうか。この方の本を読んでいると「大人にとって都合の良い子」となってはいないかと、自分の「いい子基準」をふりかえります。「子どもの個性を尊重する」と言いながらも、集団の中で個性を全開している子に対しては、「叱る」という選択ばかりしているような気がします。 「あなたが目立つ場所はそこじゃないよ」「周りの人はどう思うかな?」と優しく諭すくらいの度量は持ち合わせていたいものです。

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