内容説明
推古天皇、蘇我入鹿、天武天皇、聖武天皇など、「試験に出る」著名人&大事件が目白押し!藤原氏台頭のきっかけと古代国家完成までの流れがわかる一冊!
目次
1部 飛鳥時代(厩戸皇子が中央集権国家の礎を築く;中大兄皇子が中央集権国家の建設を目指す;天武・持統天皇が夫婦で律令国家を完成に導く)
2部 奈良時代(藤原氏の思惑と聖武天皇が願った鎮護国家;仏教勢力の拡大と度重なる政争が招いた朝廷の動揺)
著者等紹介
宮〓健司[ミヤザキケンジ]
1959年、兵庫県生まれ。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、大谷大学文学部教授、大谷大学博物館長。専門は日本古代宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さばずし2487398
27
各章のキーパーソンの行動コーナーがわかりやすかった。仏教の伝来ルートや、戦いのルートなどはやはり地図で辿るとわかりやすい。ただ奈良時代後半になると天皇とその時に強い権力を持った一族、周りの人間関係、そこから派生する事件などが中心になってくるので、地図よりも家系図中心になり、自分の理解力の限界を見てしまった。とはいえ推古天皇から始まり国家という基礎を着々と形成して来たのがこの頃。『目に見える』日本の元は飛鳥時代からというのがよくわかる。2026/03/30
アマノサカホコ
9
東大阪市図書館。気になったのは中大兄皇子が中央集権化の反感から飛鳥へ帰還を奏上した点。皇太子の中大兄皇子は中央集権化をすすめたかった人物ではないだろうか。行動経済学の観点からだと飛鳥から難波への遷都で飛鳥の方がよかったと現状維持バイアスが働いたのではと想像すると面白い。難波長柄豊埼宮の内裏前殿だけ書くのはやめてほしい。後殿と軒廊で繋がっていて日本で初例の建物なのだから。丁未の乱に出てくる宮は磐余池辺双槻宮じゃないのかな。弘文天皇(大友皇子)は日本書紀に即位したと記述がないので39代が天武天皇になっている2025/06/07
乱読家 護る会支持!
6
538年の仏教伝来から784年の長岡京遷都まで、天皇を中心とした国家作りの250年の歴史を目で見て学ぶ本です。 還暦まわったジジイの頭では、地図を使ってもスッとは頭に入らす(笑)。 本書では、持統天皇の時代に太政大臣を務められた高市皇子(天武天皇の子)がたびたび登場します。 太政大臣は今で言う総理大臣ですから、高市早苗さんとは血筋で繋がっているのかなど想像しましたが、実際には全く関係ないとか。2025/10/08
わっふる
5
面白かった♫ 飛鳥も難波宮も藤原宮跡も平城京跡も、何回も足を運んだ場所。次は滋賀方面に行きたい。2025/05/31
左近
4
かつて日本古代史の研究室に所属し、飛鳥時代以前の日本の姿を解き明かそうとしていたが、実際に用いる資料は『古事記』『日本書紀』『風土記』等、奈良時代に成立した文献が中心。当然のことながら、その記述は当時の社会情勢から強く影響を受けており、奈良時代の研究も重要な要素の一つだった。というわけで、たまたま家族が図書館で借りてきた本書を「どれどれ」と手に取ってみる。ポップなタイトル、ポップな装丁からは意外なことに、と言っては失礼ながら、中身は結構しっかりしていた。ところで、大河ドラマで奈良時代やってくれないかなぁ…2026/04/16




