内容説明
推古天皇、蘇我入鹿、天武天皇、聖武天皇など、「試験に出る」著名人&大事件が目白押し!藤原氏台頭のきっかけと古代国家完成までの流れがわかる一冊!
目次
1部 飛鳥時代(厩戸皇子が中央集権国家の礎を築く;中大兄皇子が中央集権国家の建設を目指す;天武・持統天皇が夫婦で律令国家を完成に導く)
2部 奈良時代(藤原氏の思惑と聖武天皇が願った鎮護国家;仏教勢力の拡大と度重なる政争が招いた朝廷の動揺)
著者等紹介
宮〓健司[ミヤザキケンジ]
1959年、兵庫県生まれ。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、大谷大学文学部教授、大谷大学博物館長。専門は日本古代宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アマノサカホコ
7
東大阪市図書館。気になったのは中大兄皇子が中央集権化の反感から飛鳥へ帰還を奏上した点。皇太子の中大兄皇子は中央集権化をすすめたかった人物ではないだろうか。行動経済学の観点からだと飛鳥から難波への遷都で飛鳥の方がよかったと現状維持バイアスが働いたのではと想像すると面白い。難波長柄豊埼宮の内裏前殿だけ書くのはやめてほしい。後殿と軒廊で繋がっていて日本で初例の建物なのだから。丁未の乱に出てくる宮は磐余池辺双槻宮じゃないのかな。弘文天皇(大友皇子)は日本書紀に即位したと記述がないので39代が天武天皇になっている2025/06/07
わっふる
3
面白かった♫ 飛鳥も難波宮も藤原宮跡も平城京跡も、何回も足を運んだ場所。次は滋賀方面に行きたい。2025/05/31
Go Extreme
1
倭国から日本へ 仏教伝来 崇仏論争 蘇我氏 vs 物部氏 厩戸皇子 聖徳太子 冠位十二階 能力主義の萌芽 憲法十七条 和を以て貴し 遣隋使 小野妹子 乙巳の変 蘇我氏滅亡 大化の改新 中央集権化 白村江の戦い 朝鮮半島からの撤退 壬申の乱 天皇家の内乱 天武天皇 律令国家の基礎 持統天皇 藤原京遷都 大宝律令 律令国家完成 平城京遷都 長屋王の変 藤原氏の台頭 聖武天皇 東大寺大仏造立 国分寺建立 鎮護国家 墾田永年私財法 道鏡 桓武天皇 平安京遷都 万葉集 和同開珎 天平のパンデミック 現場に立つ歴史学2025/04/20
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