内容説明
いじめに苦しみ、落ちこぼれになった小中学生時代。早くに両親と死に別れ、貧しさや、社会の理不尽さと闘った10代後半。運命の出逢いに光を見出し、壮絶な努力で突き進んだ20代。そして、今―。「オール1」の落ちこぼれだった奇跡の教師が伝えたいこと。
目次
第1章 勉強が苦手なキミへ
第2章 いじめられているキミへ
第3章 学校が嫌いなキミへ
第4章 将来が不安なキミへ
第5章 失敗がこわいキミへ
第6章 親とうまくいかないキミへ
第7章 友だちがいないキミへ
第8章 毎日がつまらないキミへ
著者等紹介
宮本延春[ミヤモトマサハル]
1969年、愛知県に生まれる。中卒で見習い大工に就職。その後、フリーターになりミュージシャンを目指す。23歳のとき偶然アインシュタインのテレビ番組を見て、物理学に興味を持ったことから勉強をはじめる。24歳で定時制高校に入学(私立豊川高校)。27歳、国立大学(名古屋大学)に合格し、大学院まで9年間研究に没頭する。現在は、母校の数学教諭として、生徒たちと正面から向き合う毎日を送る。2007年7月、内閣の教育再生会議有識者メンバーに選任される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケ・セラ・セラ
3
学校という場が苦痛でしかなかった著者が、自分の経験をもとに子どもたちに語りかけます。学校が嫌いなキミへ。不安を抱えているキミへ。未来の自分を幸せにするために、自分を大切にして。いま苦しんでいる子も、未来の自分のために生きて生きて生きぬいてと。2018/07/04
ちゃーちゃん
3
本当に1時間くらいで読めてしまいました。でも内容は温かさに包まれ、悩む多くの若者に灯火をつけてくれるんじゃあないかと思いました。私も励まされました。2015/12/07
まげりん
2
中学生くらいにぴったり。優しい言葉、柔らかい文体、わかりやすい例え。学級通信などにも使いやすいく、読みやすい。読書感想文にいいかも。2018/04/08
Lee Dragon
2
簡単だったので一時間くらいで読了。 実は大学の先輩だったりする笑 勇気が出てくるお話でした。2014/09/17
神様
0
勇気の出る言葉が多いです。2016/02/21