内容説明
薬でも、手術でもない。自分の力で、自分を治す。うつ病、脳梗塞から再起した免疫学専門医が、いま苦しむ人へ絶対に伝えたいこと。
目次
第1章 メスを捨てハリを手にした日
第2章 刺絡療法の驚くべき効果
第3章 自らが招いた「病気」
第4章 体の力を信じれば、病は癒える
第5章 私をうつから生還させた実践メソッド
第6章 免疫ありがとう
著者等紹介
福田稔[フクダミノル]
1939年、福島県生まれ。新潟大学医学部卒業。外科医の経験を経て、注射針や磁気鍼で皮膚を刺激して血流障害を改善し、免疫を高めて病気を治す自律神経免疫療法を確立。アトピー、膠原病、パーキンソン病、ガンなど難病の治療に著しい成果を上げている。日本自律神経免疫治療研究会理事長、自律神経と免疫の研究会会長、湯島清水坂クリニック顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
5
読み始めは「何これ、福田先生の自伝?」ってハズレ感満載やったけど、福田先生個人の病気やそれに伴う心と体の状態、治療法と免疫力の研究など、1人の医師としての体験を読んでると、よりリアルに免疫と病気の事を感じることが出来ました。福田先生もご自身の体験から現代医療の必要性を分かった上で書かれている、気圧と自律神経の関係、痛みなどの不快症状が具合の悪い箇所を教えてくれる自浄作用など「体に本来備わる力」というのを感じました。2014/09/05
Humbaba
5
いくら研究をして論文を書いたとしても,それが治療に結びつかないという事はあり得る.それでも論文を書くというのは分かりやすい行政機となり得る,医者としての尊敬を得ることか,それとも自分が誰かを助けているという実感か.どちらか一方を選ばなければならないとき,社会的ステータスを捨てられる人というのは少ないだろう.2011/02/06
ハヤ太君
1
仕事で奥様と関わってた時期が一年あるが稔先生の評判は凄かった。患者が全国から集まり10年待ちがざら。 ケンカっぱやいのは超有名(笑) 2013/03/31
YnariY
1
外科医から自律神経治療医に転進した福田先生の半生から、 とても学ぶことがいっぱいありました。 多忙な中、脳梗塞と狭心症、うつ病を煩い、 大変な時期を過ごされたとの事ですが、 ん・・、選ばれた方なのかなと思います。色んな意味で。 これからは、無理をせずお仕事に取り組んでいただければと 思います。 患者の気持ちを理解する、すばらしい医師だと思います。 以下、自分用メモ *リンパ球・・・血液に信州した小さなウイルスや異種タンパクに 対して抗体を使って体を守る。 2008/04/24
T坊主
1
福田稔氏の著書は以前に数冊読んだ事があります。しかし本人がうつ病や脳梗塞になられたことは知りませんでした。本書はこの事と自律神経免疫療法を更に促進するきっかけになったことが書かれています。2010/07/21