内容説明
西武鉄道による総会屋利益供与事件。堤義明と西武グループは、この事件から底なしに落ちていく。「大物総会屋」芳賀龍臥が引き起こしたとされるこの事件。検察が黙殺したあまりにも不自然な土地取引があった。舞台は堤康次郎が眠る神奈川。西武が怖れた本当の闇がそこにある。今、はじめて明かされる逮捕劇、裏の真実。
目次
第1章 「俺が義明に頭下げる必要はないんだよ」
第2章 闇の世界を生き抜いた黒ヤギの半生
第3章 警察は西武に人を送り込みたかった
第4章 仕組まれた土地取引の罠
第5章 堤康次郎の眠る地に巣くう魔物
第6章 「総会屋」事件の隠された深層
緊急取材 総会屋の妻 芳賀伸子の証言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
17
図書館本。西武グループを率いて、経済誌の世界一の金持ちにも選ばれたことのある堤義明。しかし、2004年3月の総会屋利益供与事件が発覚後、様々な問題が浮上してくる。その総会屋利益供与事件の、総会屋・芳賀龍臥について書いた本。西武グループ、堤義明についてはニュースで騒がれていたな、というのを何となく覚えている程度でしたが 実際にはこういう問題が起こっていたというのは、知りませんでした。 毛筆で清書した〝想定質問状”を毛筆で書くと、捺印して会社経営者の自宅に内容証明で投函(続く 2024/10/09
Humbaba
1
できないことに対しては虚勢を張らずにできないと断る。そして、引き受けた以上は必ず完遂する。例え日の当たる場所での仕事ではないとしても、あるいは日の当たらない場所だからこそそのような態度は貴重である。そうして集めた信頼は厳しい状況において心強い武器となりえる。2016/07/13
sennbei
0
表紙で借りてきたけれど流し読み2016/02/21
白山岩魚
0
裏の世界
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