物語のおやつ

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物語のおやつ

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872901672
  • NDC分類 596.4
  • Cコード C0095

内容説明

『ぐりとぐら』のかすてら、『あしながおじさん』のレモンゼリー、『赤毛のアン』の木いちご水、『メアリー・ポピンズ』のジンジャー・パン、『若草物語』のブランマンジェ、『ロッタちゃんのひっこし』のパンケーキ、『鏡の国のアリス』のパンプディング、『エーミールと探偵たち』のアップル・ケーキ、『さむがりやのサンタ』のクリスマス・プディング…童話の世界とおやつが楽しめる、レシピ&写真つきエッセイ。

目次

Recipe(『ぐりとぐら』のかすてら;『風にのってきたメアリー・ポピンズ』のジンジャー・パン;『あしながおじさん』のレモンゼリー;『ロッタちゃんのひっこし』のパンケーキ;『スプーンおばさんのゆかいな旅』のワッフル;『鏡の国のアリス』のバターつきパンのプディング;『エーミールと探偵たち』のアップルケーキ;『さむがりやのサンタ』のクリスマス・プディング;『赤毛のアン』の水苺水;『大どろぼうホッツェンプロッツ』のプラムケーキ;『若草物語』のブランマンジェ;『小公女』のぶどうパン)
Essay(『ぐりとぐら』のかすてら;『風にのってきたメアリー・ポピンズ』のジンジャー・パン;『あしながおじさん』のレモンゼリー;『ロッタちゃんのひっこし』のパンケーキ;『小さなスプーンおばさん』のパンケーキとコケモモのジャム『スプーンおばさんのゆかいな旅』のワッフル;『鏡の国のアリス』のパンプディング ほか)

著者等紹介

松本侑子[マツモトユウコ]
作家・翻訳家・日本ペンクラブ会員1963年生まれ。筑波大学卒業。『巨食症の明けない夜明け』で、すばる文学賞受賞。小説、エッセイのほか、近年は『赤毛のアン』シリーズの訳注つき全文訳で脚光をあびる。また、児童文学の舞台をたずねて欧米各地を取材し、文学紀行を執筆。童話のたべもの、海外の食文化に深い関心をよせている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

81
絵本に出てくるおやつって、実に美味しそうだと思いませんか? 『赤毛のアン』の訳注付き翻訳を手がけた作家の松本郁子さんが実際に物語の舞台を訪ねて、エッセイを添えたレシピ集。この本に関しては感想を書き連ねるより、収録されているおやつを紹介します♪『ぐりとぐら』のカステラ、『かぜにのってきたメアリー・ポピンズ』のジンジャーパン、『あしながおじさん』のレモンゼリー、『ロッタちゃんのひっこし』のパンケーキ、『スプーンおばさんのゆかいな旅』のワッフル、『鏡の国のアリス』のバターつきパンのプディング(コメント欄に続く)2015/07/11

けろりん

49
読トモさまのレヴューに惹かれて。シンプルでセンスの良い装幀に期待が高まります。『ぐりとぐら』のかすてら、『赤毛のアン』の木苺水など、懐かしくて、一度は味わってみたいと願った、あの物語のおやつが、レシピ付きで紹介されます。赤毛のアンシリーズの新訳で知られる著者、松本侑子さんのノスタルジーを誘うエッセイと、縁の地を旅した折の写真も大変素敵な一冊。2020/06/19

ひらちゃん

26
「ぐりとぐら」のカステラ。「スプーンおばさん」のコケモモのジャムやパンケーキ。「若草物語」のブラマンジェ。心踊った物語の中のおやつたち。幸せな心地であちらこちらとページをめくりました。田舎のお婆ちゃん子だった私。おやつといえば夏は畑で採れたトウモロコシや新じゃがのおふかし。秋は庭の柿やイチジクなど。また、鏡餅を下げた後で割って揚げるおかき。カナダのアンやアメリカのローラもその季節ごとだけの木いちご水やプラムの実を味わっていました。美味しさが何故か今より濃く感じられ心豊かだったと思うのです。2015/11/22

ルルママ

11
童話や児童書に出てくる外国のオヤツ🍪ドップリ昭和の子ども時代、いくらイメージを膨らませても、謎に包まれたままのオヤツが多かった。イチゴ水にパンプディング…その言葉を聞くだけで、今も幸せになる。物語についてのエッセイとレシピ、児童書好きの食いしん坊には、たまらない一冊。ファストフードより、スローフード。スローライフ。気持ちだけは、少女に戻った💕せっかくのレシピ、何か作ってみよう🎵2019/07/05

星落秋風五丈原

10
本の中に出てくる印象的なお菓子について友達に聞いてみると、たいがい 「そりゃあ、なんといってもぐりとぐらのカステラよ。」 という答えが返ってくる。あんなに大きくておいしそうなカステラは見たこと ない、というのだ。それに何より、作っているぐりとぐらが楽しそうだし、自分達だけで味わうのでなく、みんなで食べるってのがいい。作るところから食べるところまでずっと楽しそうで、そして残った殻までちゃんと利用して終わるこの絵本は、子供の頃の宝物。ああ、やっぱりおいしそうだなぁ。そして、とっても楽しそう。 2004/03/28

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