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内容説明
「優しい心が一番大切だよ。その心を持っていない、あのコたちの方がかわいそう」小森家のひとり娘、香澄さんは、15歳の夏の日、恨みの言葉ではなく、こんな優しい言葉を遺して天国へ旅立った。母、美登里さんは、絶望の日々のなか、この言葉に応え、夫と共に真実を求める険しい道を歩み始めた。「横浜いじめ自殺事件」のすべて。
目次
第1章 香澄になにが起こったの(希望に満ちた入学、そして、いじめ)
第2章 香澄との別れ(自死、学校への質問書、そして、失望と不信;人権擁護委員会へ、そして、「洵と香澄のハッピーバースデー」 ほか)
第3章 もう、いじめはやめて(なぜ、マスコミと裁判を断ったのか;「音楽は心」というモットー ほか)
第4章 香澄、いつもいっしょだよ(香澄への思い;香澄の死を愛に変えるために)
著者等紹介
小森美登里[コモリミドリ]
昭和32年1月23日神奈川県藤沢市生まれ。夫の新一郎さんとともに、いじめや暴力のない優しい社会づくりのため、全国各地で開催される「生命のメッセージ展」の運営協力や「こいしの会・・香澄・心と命を考える支援の会」などの活動を積極的に行っている
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