内容説明
周囲を優しく包み込むような笑顔が印象的な大田仁史先生は、わが国のリハビリテーション医療の第一人者である。茨城県立健康プラザを拠点に「シルバーリハビリ体操指導士養成事業」を推進するなど、多忙な毎日を送る傍ら、講演・執筆活動にも労をいとわず、『茨城新聞』の日曜版「TASTE」でもエッセイ「リハビリ忍法帖」を足かけ8年にわたり連載。最期までその人らしくいることの大切さ、高齢者や障害をおった人が安心してくらしていくにはどうすればよいかなど、リハビリテーションにまつわる様々な問題に率直に発言している。本書には2008年から2014年に掲載された中から、よりすぐりの10編を収録した。
目次
遺言状
妊産婦安心 サポートハウスはいかが
「テレビ人間」
老人の「廃用症候群」
急性期病院のリハビリ
介護の日に思う
首都圏失語症者の集い
リタイアした人の心
徘徊
認知症サポーター〔ほか〕
著者等紹介
大田仁史[オオタヒトシ]
1936年生まれ、香川県高松市出身。62年東京医科歯科大学医学部卒業。73年伊豆逓信病院リハビリテーション科部長。93年同病院副院長。95年茨城県立医療大学教授。96年同大学付属病院長。2005年から県立健康プラザ管理者。県立医療大学名誉教授。医学博士、日本リハビリテーション医学会専門医、全国地域リハビリテーション研究会顧問、全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会顧問、茨城県地域リハビリテーション普及促進協議会会長、茨城県地域ケアシステム検討委員会委員長、健康いばらき推進協議会・ヘルスロード検討部会委員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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