内容説明
本書はシェリングの自然哲学とその当時の自然科学および自然哲学的な営みとの関連を解明するものである。
目次
第1章 シェリング自然哲学のパースペクティヴ―いまなぜシェリング自然哲学か?
第2章 自然の哲学
第3章 シェリングとゲーテ―自然と抽象化
第4章 ニュートンとシェリング―重力概念をめぐって
第5章 スティフェンス自然学の特質―個別と思弁
第6章 初期ゲレス自然哲学における思弁と経験の関係
第7章 フィロゾフィーとテオゾフィー―シェリング『人間的自由の本質』の自然哲学とベーメの世界生成論
第8章 シェリングとガルヴァニスムス―シェリングにおける「化学」論の一断面
著者等紹介
北沢恒人[キタザワツネト]
千葉大学非常勤講師・哲学
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