目次
第1部 初期作品における部屋とサロン、室内装飾(創造行為の場としての部屋;サロンや室内装飾に対するプルーストの関心)
第2部 部屋の機能と室内装飾描写の発展(「読書について」における新たな部屋の機能の成立;『サント=ブーヴに反論する』における文体と創造美学の確立)
第3部 『失われた時を求めて』を構築する部屋(小説を成立させる部屋;小説を構成する部屋)
第4部 『失われた時を求めて』を構築するサロン、室内装飾(小説におけるサロン、室内装飾;創造の歩みにおけるサロン;『見出された時』冒頭に関する考察―タンソンヴィル滞在か、タンソンヴィルの部屋の描写か)
著者等紹介
平光文乃[ヒラミツアヤノ]
1976年岐阜県生まれ。京都大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程修了(博士(文学))。現在、大阪大学大学院人文学研究科准教授。専門は世紀転換期のフランス文学・文化、マルセル・プルースト研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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