内容説明
真に持続可能で豊かな社会を実現していくために。将来あるべき社会のありようを「想創技術社会」という言葉で表現。この社会を実現するために、大学研究シーズを社会ビジョンにつなげるための方法論を提案。切り拓きつつある方法論と取り組みを紹介しそのポテンシャルを示す。
目次
想創技術社会の実現に向けたメゾ領域研究―方法論と実践
フューチャー・デザイン
ビジョン構想とシナリオ・アプローチ
木質バイオマスエネルギー事業のシナリオ分析
システムとして考える再生可能エネルギーへの転換
下水処理システムのビジョン転換
大気環境シミュレーションと環境政策
廃熱利用技術のイノベーションと社会実装
接合技術とイノベーション
「トチュウエラストマー」の開発と社会実装
水循環研究史から考えるイノベーション促進
持続可能な都市デザインと利便性評価
持続可能な林業のデザイン
キャンパスの低炭素化を具現化する
技術の光と影のバランスをリスクでみる
メゾ領域と環境イノベーションデザイン教育
森林防災計画
著者等紹介
池道彦[イケミチヒコ]
大阪大学大学院工学研究科教授
原圭史郎[ハラケイシロウ]
大阪大学環境イノベーションデザインセンター特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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